高砂地区開発協議会について

高砂地区開発協議会のあゆみやまちづくりの活動について紹介します。

高砂地区開発協議会のあゆみ

　高砂地区開発協議会は、京成高砂駅周辺の町会、自治会および商店会の9団体で結成された、高砂駅周辺の踏切解消に向けた様々な活動を行う団体です。

　高砂駅付近の踏切は、京成本線及び金町線、北総線の3線が合流していることに加え、駅至近に鉄道車庫があるために、朝夕のピーク時間帯には1時間あたり55分も閉まっている開かずの踏切です。平成13年12月に、平成22年開業予定の成田新高速鉄道（成田スカイアクセス）の高砂駅乗入が報道されたことで、踏切の遮断時間がさらに増加することを懸念した地元町会等によって平成14年4月に高砂地区開発協議会を発足しました。
　踏切解消の抜本的な解決策である鉄道立体化の実現に向けて、駅周辺のまちづくり活動や関係機関への要請活動等、広範囲な活動を行っています。

平成14年	高砂地区開発協議会が発足。 石原都知事に踏切解消の要望書を手渡す。
平成17年	鉄道立体化を見据えたまちづくりの活動を開始。検討対象区域を高砂2～5丁目、約84haとする。 「京成本線立体化を促進する住民決起大会」を開催。
平成18年	「京成本線の鉄道立体化事業の早期実現に関する要望書」と約13万人の署名を国土交通省及び東京都へ提出。 「高砂駅南側にエレベーターの設置を求める要望書」を葛飾区、京成電鉄（株）へ提出。
平成20年	高砂2～5丁目全世帯を対象にまちづくりアンケート調査を実施。 『高砂駅周辺のまちづくり報告会』を開催。
平成21年	『高砂駅周辺まちづくり基本構想』を区へ提案。
平成22年	高砂音楽祭におけるまちづくりPR活動を開始。
平成23年	『高砂駅周辺まちづくり方針』を取りまとめる。 駅周辺地区と南地区で地区別勉強会を開催。 「鉄道立体化の早期事業化を求める要望書」を京成電鉄（株）に提出。
平成25年	南地区勉強会の成果を受けて、『高砂南地区のまちづくりの方向性と実現方法について』を区へ提案。
平成26年	駅周辺地区勉強会にて、『駅周辺地区のまちの将来像』を取りまとめる。
平成27年	高砂団地周辺を対象に、創出用地地区勉強会を開催。
平成29年	創出用地地区勉強会にて『創出用地まちづくり構想』を取りまとめる。 駅周辺地区勉強会を再開。
平成30年	駅周辺地区勉強会にて『駅周辺地区のまちの将来像（駅周辺抜粋）』を変更する。 駅周辺の都道西側を対象に、駅周辺地区まちづくり検討会を開催。
令和3年	駅周辺地区まちづくり検討会にて『高砂駅前まちづくり構想』を取りまとめる。 鉄道立体化の早期実現に向けた要望書を葛飾区と連名で東京都に提出。
令和4年	京成本線等（京成高砂駅～江戸川駅付近）連続立体交差事業において、国から新規着工準備箇所として採択を受ける。 高砂地区全体（約84ha）を対象とした『高砂地区まちづくり勉強会』を発足。

 

まちづくりの活動について

1.高砂駅周辺まちづくり基本構想の取りまとめ

　高砂地区開発協議会では、鉄道立体化にあわせた総合的なまちづくりを実現するため、高砂2～5丁目を対象区域として、平成17年からまちづくりの検討を開始しました。まち歩きや先進事例の視察などを行いながら検討を進め、平成20年には将来の魅力と活力あふれる生活拠点”高砂”を実現するためのまちづくりの方向性を示した『まちづくり基本構想（案）』を取りまとめ、地域住民を対象としたまちづくり報告会を開催しました。そして、高砂2～5丁目全世帯を対象としたまちづくりアンケート調査で意見を募集した後、平成21年6月には『まちづくり基本構想』を葛飾区長へ提案しました。

『まちづくり基本構想』の詳細については、添付ファイルの『開発協議会ニュース第4号』をご覧ください。

 

2.高砂駅周辺まちづくり方針の取りまとめ

　高砂地区開発協議会は『まちづくり基本構想』の具体化を図るための検討を進め、平成23年度には各地区の将来イメージや、道路に必要な機能などを示した『まちづくり方針』を作成しました。
　その後は、さらなる具体の検討へステップアップしていくために地区別勉強会を設置し、地区ごとの特徴を踏まえたまちづくりの検討を進めています。

　『まちづくり方針』の詳細については、添付ファイルの『開発協議会ニュース第6号』をご覧ください。