金町駅北口周辺地区の街づくりについて

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ページ番号1003651  更新日 平成24年4月10日

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 金町駅北口周辺地区の街づくりを振り返る「金町駅北口、駅前広場開設の成り立ち」と、今後金町駅北口周辺地区の街づくりをどう進めていくかを知っていただくために、「金町駅北口周辺地区の今後について」を掲載しております。
 平成23年7月10日と12日に開催した「金町駅北口周辺地区の短期的な取組みについて(道路整備方針)」説明会の「質疑応答の要旨」を掲載しております。
 また、平成24年2月21日に道路補修課が開催しました「東金町一丁目道路改良・東金町一丁目歩道設置及び道路新設事業」説明会の「説明内容」及び「質疑応答の要旨」を追加いたしました。

金町駅北口周辺地区の短期的な取組みについて

 金町駅周辺の大規模開発等の影響を受ける駅北口周辺地区においては、新宿六丁目地区の東京理科大学の開設や周辺開発等との連携のとれた交通結節点機能を向上させ、あわせて新たな賑わいを創出することにより、活力のある広域的な複合拠点を目指すことを基本に街づくりを検討しているところです。このたび、大学が開設される平成25年4月までを目標期限とした道路整備方針についての説明会を開催しましたので、皆様方にご説明内容をお知らせします。

○道路整備方針の内容 【別添ファイル】

 ・バス通りなど歩行空間の確保

 ・イトーヨーカ堂西側道路の拡幅(一部)及び歩道の新設整備

 ・三菱専用軌道敷跡地の歩行者通路整備及び駐輪場の整備構想 など

金町駅北口、駅前広場開設の成り立ち

  金町駅北口周辺地区は、昭和30年代に入り住宅系市街地として開発されてまいりました。当時の金町駅には南口側の1ヵ所だけにしか改札口につながる通路や駅前広場が無く、駅北側の特に東金町一~五丁目や新宿六丁目、水元地区の市街化が進むにつれて、次第に南口だけでは乗降客をさばききれなくなりました。そのため、朝夕のラッシュ時には、改札で入場を制限して乗客の整理に当たっていました。しかし、昭和36年に、十数人のケガ人を出す事故が発生し、これを契機として、利用者や近くの商店などが中心となった「金町駅北口開設促進協賛会(以下「協賛会」)」が組織され、駅北口の出入口と駅前広場の開設を求めて国鉄への働きかけが始まりました。当初、国鉄は、駅前広場用地の買収や駅北口開設にかかる工事費が数億円にのぼることから難色を示しましたが、再三にわたる運動を進めた結果、地元の強い要望を元に協賛会を中心として、昭和39年に、(1)駅前広場用地は地元で買収し国鉄に提供 すること(2)工事費は全額地元負担とすること、などを条件とした北口開設と地下道計画を示しました。これを受けた協賛会では、利用者や地元に寄付を呼びかけましたが思うように寄付金が集まらない上に、広場予定地の買収も簡単には進まず、開設運動は一度暗礁に乗り上げます。やがて、昭和39年秋に金町駅北口に進出した企業が、駅前広場予定地を買い取り葛飾区に寄付したため、第一の条件は解決しました。
  第二の条件の「工事費の地元負担」は、駅北口と地下道開設のための工事費用について協賛会が利用者や地元から寄付を募ったものの、開設工事費用を賄えるまでの額は集まりませんでした。そこで葛飾区では、駅北口に日本住宅公団(現UR都市機構)の公団住宅やショッピングセンターの建設計画があることなど考慮し、葛飾区の将来の発展のために区が工事不足額を協賛会に助成することを決めました。このことにより二つの条件が解決したことから、北口開設に向けた流れが進みます。昭和41年5月末に葛飾区・地元協議会・国鉄の三者で工事契約書が交わされ、同年8月に着工、翌42年3月に待望の北口工事が竣工し、昭和42年3月30日に開通式が行われ、現在に至ります。
  平成21年を例にとりますと、金町駅の1日平均乗車人数は約4万3千人で、区内JRの駅では新小岩駅に次ぎ乗車人数の多い駅となっています。

金町駅北口周辺地区の今後について

金町駅周辺は、区の都市マスタープランの中で広域複合拠点として位置づけられ、駅を中心とした交通の要衝として賑わいと活力ある街づくりが進められています。その中で、金町駅北口周辺地区は、駅北口と北部地域との交通結節点機能と、駅前商店街や大規模商業施設などの商業集積により生み出された賑わいにより、これまで広域複合拠点の要として重要な役割を担ってきました。

しかしながら、金町駅北口周辺地区は、当初住居系市街地として開発されたこともあり、将来にかけて必要とされる公共施設と現状の間で、かみ合わない部分が生じています。大学誘致の実現や数多くの周辺開発の進展、また、高齢社会の進展に伴う公共交通機関拡充の必要性などから、現在の駅前広場や周辺道路、歩行者空間などでは必ずしも十分とは言えず、駅を中心とした交通結節機能を高めることが大きな課題のひとつであります。

さらに、JR金町駅北口周辺の商店街の事業所数や従業者数、年間販売額は減少傾向にあり、ソフト面を考慮した賑わいと活力ある街づくりも求められています。金町駅周辺は、区北部に位置するといった地理的特性から、近年のつくばエクスプレスの開業や相次ぐ沿線の大規模開発などといった広域都市圏の構造変化に影響を受け、特に東金町一丁目地区を含む北口周辺地区はその影響が顕著です。葛飾区では、新たな賑わいの創出も重要であると考え、新たな開発が進められている新宿六丁目地区との連携のとれた交通結節点機能の向上と賑わいと活力のある広域的な複合拠点を目指すことを基本に、街づくりを進めていきます。

金町駅北口周辺地区まちづくり協議会の設立について

 金町駅北口周辺地区が、幅広い世代の希望と生きがいを感じることができる「活力に満ちた街」として、また、「にぎわい」の中心として地域に貢献できるように、情報交換や問題提起を行い、まちづくりの課題と方向性を検討し、具現化することを目的に、地域の商店会や自治町会が一体となり、地域の発展と住みよいまちづくりを推進するための協議会を設立しました。

(1)設立月日:平成24年3月26日、73名(参加者含)

(2)加入団体:金町地区商店会連合会、金町地区連合町会、金町一番街通り商店会、金町銀座商店会、金町中央商店会、金町駅前通り商店会、金町しょうぶ通り商店会、東金町昌明通り商店会、東金町三丁目仲町会、東金町中央自治会、東金町正栄町会、公団金町駅前団地自治会、東金町一丁目西町会、亀が岡町会(東金町二丁目)【14団体】

(3)区  域:東金町一丁目、東金町二丁目、東金町三丁目 を中心とする上記目的にかなった区域。

(4)今後の活動:金町駅北口周辺地区まちづくり協議会の設立初年度として『金町北口周辺の活性化元年』と位置づけ、幅広い世代の希望と生きがいを感じることできる「活力に満ちた街」として、また「にぎわい」の中心として、地域に貢献できるまちづくりに向けて、以下の活動に取り組みます。 

   1   まちづくりマスタープランづくりに向けた調整
   2   金町駅北口周辺における教育・文化の振興
   3   商業の活性化に関する事業の検討と実施
   4   金町駅北口周辺の交通体系のあり方の検討
   5   まちづくりイベントの企画と実行
   6   活性化ビジョンのPR活動 
   7 会員拡充 
       
   まちづくりニュース【別添ファイル】

「東京理科大学 葛飾キャンパス開設記念 WELCOMEイベント」について

 葛飾キャンパスの地元、金町地域をあげて吹奏楽やジャズなどのステージイベントや物産展、花にまつわる教室を開催します。

「日時」

・平成25年3月16日(土)・17日(日) 午前10時~午後7時

「会場」

・金町駅前団地広場(東金町1丁目36番先)

「イベントの内容」

・ハーブティーが楽しめるハーバルカフェ

・ステージイベント(葛飾総合高校吹奏楽・理科大ジャズ・合唱など)

・復興支援物産展

・ハンギングバスケット教室(屋外テント) 16日(土)午前10時~・午後1時30分~ 各10人/1人3,500円

・ハーブ寄せ植え教室(屋外テント)    17日(日)午前10時30分~・午後1時30分~ 各20人/1人1,500円

※ハンギングバスケット教室・ハーブ寄せ植え教室は2月25日(月)午前10時から電話で受け付けます(先着順)

「申し込み・問い合わせ」

・金町駅北口周辺地区まちづくり協議会事務局

・電話:3607-3578

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このページに関するお問い合わせ

都市計画課金町街づくり担当係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階 302番窓口
電話:03-5654-8346 ファクス:03-3697-1660
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。