高砂駅周辺のまちづくり
高砂駅周辺のまちづくりについて紹介します。
京成高砂駅は、駅付近と幹線道路沿いに商店街が形成され、駅南東部には1,000戸を超える大規模団地(高砂4丁目団地、建替え事業中)があり、京成本線と京成金町線、北総線の3線が合流する特急停車駅であること等から、葛飾区都市計画マスタープランにおいて「広域拠点」と位置付けられています。
しかし、駅前の幹線道路及び生活道路の道幅が狭いことや、駅前に交通広場がなく、駅周辺を通る路線バスは1路線のみ、駅付近では開かずの踏切や鉄道車庫・線路により長年地域が分断されていること、商店街の空き店舗など、街づくりの面での課題を多く抱えています。
地元では、高砂駅付近の開かずの踏切解消を目指して設立された高砂地区開発協議会が、平成17年度から街づくりの検討を行っています。高砂地区開発協議会が、検討成果である『高砂駅周辺まちづくり基本構想』を葛飾区へ提案し、葛飾区は葛飾区都市計画マスタープランの改定へその内容を反映させるなど、地域の提案を生かした協働の街づくりに取り組んでいます。
まちづくりの経緯
平成14年4月 | 地元の自治町会と商店会により、『高砂地区開発協議会』が結成され、踏切の解消とまちの発展を目指して要請活動などを行う。 |
平成17年度 | 高砂地区開発協議会が、鉄道立体化を見据えた将来的なまちづくりの検討を開始。検討対象区域を高砂2~5丁目(約84ha)とする。 |
平成20年度 | 高砂地区開発協議会が地域住民を対象としたまちづくり報告会を開催。約6,000世帯を対象としたアンケート調査を行う。 |
平成21年度 | 高砂地区開発協議会が『高砂駅周辺まちづくり基本構想』を葛飾区へ提案。 |
平成23年度 |
葛飾区が都市計画マスタープランを改定する。 高砂地区開発協議会が、駅周辺地区と南地区で地区別勉強会を開始。 |
平成25年度 | 高砂地区開発協議会が、葛飾区へ南地区におけるまちづくりルールの検討を提案し、区が地区計画の検討を開始。 |
平成27年度 |
高砂地区開発協議会が、創出用地地区勉強会を開始。 葛飾区が「高砂駅周辺地区まちづくりプラン」を策定する。 |
平成30年度 | 高砂地区開発協議会が、駅周辺地区まちづくり検討会を開始。 |
令和元年度 | 葛飾区が「高砂駅周辺地区まちづくりプラン」を改定する。 |
令和2年度 |
葛飾区が「高砂駅周辺地区まちづくりガイドプラン」を策定する。 |
令和3年度 |
駅周辺地区まちづくり検討会が「高砂駅前まちづくり構想」をとりまとめた。 駅北口地区の対象権利者を中心とした、京成高砂駅北口地区市街地再開発準備会を開始。 |
令和4年度 |
京成本線京成高砂駅から江戸川駅付近の連続立体交差事業が新規着工準備の採択を受ける。 高砂地区開発協議会が、高砂地区まちづくり勉強会を開始。 |
令和5年度 | 葛飾区が都市計画マスタープランを改定する。 |
関連リンク
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