令和3年度葛飾区合同水防訓練について
令和2年度に引き続き令和3年度の訓練も、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、消防団、地元町会等にご参加いただくことを避け、関係機関のみでの実施といたしました。
- 日時
- 令和3年5月29日(土曜日)午前10時から正午まで
- 場所
- 荒川左岸堀切水辺公園(堀切1-12地先)
- 経緯
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令和2年7月に実施した水防訓練では、周辺堤防高さよりも低くなっている京成本線荒川橋梁堤防部に、橋梁架替事業が完了するまでの暫定的な越水防止対策として、大型土のうを35個設置しました。また、線路部も含んだ対策として、令和2年9月には国土交通省荒川下流河川事務所、京成電鉄株式会社、足立区との4者で確認書を締結し、大雨や台風等に備えています。確認書に基づいて、線路部に大型水のう3段積みを行うことや、関係機関との連携・タイムライン等をとりまとめた水防活動手順書では、線路内での越水防止対策作業時間は2時間以内となっています。令和3年度の本訓練では、関係機関とリモート中継で連携しながら、越水防止対策を実践し、2時間以内に完了することができるかを検証します。
訓練実施結果
(1)実施報告
総勢111名の区職員をはじめ関係機関が参加した本訓練は、堤防が周辺よりも低い京成本線荒川橋梁部の水防活動を想定し、線路平たん化を目的とした「積み土のう工法」と、1本当たり延長15メートルで約3トンの水が入る大型水のうをポンプを操作しながら3段積み(計6本)まで注水する「大型水のう工法」を実践しました。所要時間について、積み土のう工法は20分、大型水のう工法は43分で完了することができました。
(2)訓練参加機関
葛飾区、東京消防庁 本田消防署・金町消防署・即応対処部隊
国土交通省荒川下流河川事務所、京成電鉄株式会社
(3)訓練状況写真
今回の水防訓練には、令和2年度から高砂一丁目で運用開始された東京消防庁即応対処部隊も参加いただき、ドローン及びバギーによる情報収集活動や、ウレタンボートによる水難者の救助活動、並びに救助車・水陸両用車の展示を行いました。
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