高齢者のフレイル予防 オーラル(口腔機能・栄養)フレイル編
健康のためには粗食がよいと思っていませんか?高齢期は肉類などを敬遠しがちですが、それらに含まれるたんぱく質は筋肉や身体機能の維持に欠かせないものです。必要な栄養をとるためには、口の機能(かむ・飲み込む)の維持も大切です。
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オーラルフレイルとは?
一度、口の機能が不調になると、食事が満足に取れなくなり栄養が偏ります。その結果、体調がすぐれなくなり、病気にかかって生活の質が下がるなど連鎖的に心身の不調が起きていきます。
このようなことはありませんか?
・お茶などで、むせやすくなった
・食べ物、飲み物が飲み込みにくい
・口の渇きが気になる
・固いものが食べにくくなった
ひとつでも当てはまる方
「かむ・飲み込む」機能が衰えてきているかもしれません。ささいな口の衰えをそのままにしてしまうと、全身の健康に大きな影響を及ぼします。よくかんで何でも食べられるように、口の機能を保ちましょう。
口の健康をアップさせるためのポイント
口の手入れをしっかりと
・1日1回は時間をかけて歯をみがきましょう
・義歯(入れ歯)は外してみがきましょう
・舌や口の中を清潔にしましょう
よくかむ、会話を楽しむ
口の体操を習慣にしよう
口の機能を保つために、口の体操をしましょう
かかりつけ歯科医をもちましょう
定期的なケアをおこない、かめる状態を保ちましょう
詳しくは、下記のページをご覧ください
たんぱく質をはじめとしたバランスの良い食事を心がけましょう
食事のポイント
1日3食で適正な栄養摂取をしましょう
食事の時間を決めて一日3食、毎日規則正しい食生活を送りましょう。
肉や魚を1日2品、卵や豆腐は1日1品食べましょう
肉や魚、卵、豆腐(大豆製品)には、筋肉の維持に必要なたんぱく質が多く含まれています。食欲はあるのに体重が減ってきた方は積極的にたんぱく質を取りましょう。
牛乳やヨーグルトを1日1杯程度とりましょう
乳製品にはカルシウムやたんぱく質が多く含まれ、骨の健康や筋肉量の維持に有効です。
食事の取り方を工夫しましょう
食事が飲み込みにくいときは、とろみをつけると飲み込みやすくなります。また、食欲がないときはおかずから食べるようにしましょう。乳製品や総菜パンなどの食事の一部を間食として取り入れ、小分けに食事を取ることも有効です。
いつまでもおいしく自分の口から食べるために
口から食べることは元気の源です。
オーラルフレイル予防に役立つ事業について等、詳しくは健康推進課へお問い合わせください。
【問い合わせ先】健康推進課 電話 03-3602-1268
そのほかのフレイル予防
このページに関するお問い合わせ
地域包括ケア担当課介護予防係
〒124-0012 葛飾区立石6-38-11 シニア活動支援センター内
電話:03-5698-6202 ファクス:03-5698-6203
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