女性のための防災対策等検討委員会を開催しました

女性のための防災対策等検討委員会を実施しました

実施日：令和5年1月24日（火曜日）　9時30分～11時30分

議題：在宅避難の推進について

 

　「女性のための防災対策等検討委員会」を開催しました。本委員会は、女性視点の防災対策の推進を目的とし、平成29年から実施しています。

　今年度の検討事項は、「在宅避難の推進」についてです。近年、新型コロナウイルス感染症の流行により、感染症拡大予防の観点から、分散避難（避難所への避難、縁故避難、在宅避難）が推奨されています。分散避難は、避難所における密集状態を回避し、感染症によるリスクの軽減にも繋がります。

　なかでも、在宅避難は、感染症拡大予防だけでなく、過去の災害で発生した避難所における女性に関する問題（プライバシーの確保、性被害等）を解消するための避難方法としても有効です。

　区として、在宅避難を含めた分散避難を推進するために、どのような情報があれば助かるのかといったことについて、意見交換を交わしました。

 

意見交換のなかでは、「在宅避難は、プライバシーの確保や女性の性被害防止対策として有効である」といったご意見をいただきました。また、「在宅避難の場合、避難所に避難した場合と比べて、区が発信する情報の確認が難しくなるため、在宅避難者にも情報が行き届くような対策が必要」といった声も挙がりました。

また、在宅避難の際に「災害時における食」の知識も必要ではないかと考え、今回委員としてご参加いただいた公益社団法人東京都栄養士会常任理事の上野委員より、「防災レシピ」等についてご紹介いただきました。