4-1 大人の歯の健康(成人期)
4-1 大人の歯の健康 -成人期のむし歯・歯周病予防-
学齢期は学校で定期健康診断が行われ、お口の健康についても保健指導を受ける機会がありました。
しかし卒業後はその機会も減り、また生活も不規則になりやすいことから、歯周病が急激に増える傾向があります。
”年を取れば、歯が抜けるのは当たり前”ではありません!
健康でいるためには、自分の歯で食べて栄養を摂ることが何よりも大切です。正しく口腔ケアを行えば、いくつになっても自分の歯で生活することができます。
成人期では多くの歯を残すために、むし歯予防に加え歯周病予防が特に重要です。
長い期間の中で心身ともに変化の多い成人期
成人期と一言で表現していますが、青年期(おおむね18歳から30歳ごろまでの世代)から壮年期(おおむね30歳から64歳ごろまでの世代)にわたって長い期間となります。
青年期では進学や就職、結婚、出産等で心身ともに多忙な時期であり、壮年期は精神的にも肉体的にも完成し、社会生活でも重要な位置を占める時期であると同時に、老化が徐々に進行する時期でもあります。
お口や歯が健康であることは、全身の健康につながっています。
高齢期(65歳~)に突入する前に、正しい口腔ケアの知識や歯周病予防への理解を身に付けることが大切です。ご自身でお口のケアとチェックをおこなうこと、また定期的にかかりつけ歯科医への受診を習慣にすることをおすすめします。
葛飾区で実施している歯科健診や歯科健康教室については下記をご覧ください。
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