くらしのまど《広報かつしか令和5年10月25日号掲載》

消費生活相談専用電話番号
03-5698-2311

ネット通販での銀行振込に注意しましょう

ネット通販を利用し、銀行振込で代金を支払った後に商品が届かないなどといったトラブルが増えています。
今回は、その事例とトラブルに対処するためのアドバイスを紹介します。

≪事例≫
通販サイトで商品を購入し、代金を銀行振込で支払った。
配達予定日を過ぎても商品が届かないため、販売業者に連絡したが連絡がつかない。
不安になり、通販サイトにあった販売業者の住所・電話番号を調べたところ、実在しないことが分かった。
どうすればよいか。

≪アドバイス≫
ネット通販では、銀行振込で代金を支払ったが、商品が届かないといったトラブルが起こる危険性があります。
また、商品が届いたとしても、違う商品（靴を買ったのにスリッパが届くなど）や、粗悪品、偽物だったというトラブルもあります。
販売業者と連絡が取れず、所在も分からない場合は、お金を返してもらうことは困難です。
このような場合は、消費生活センターや最寄りの警察署に相談し、振込先の金融機関に口座凍結（利用停止）を依頼しましょう。
支払ったお金の一部が戻る場合があります。
手続きには、振込通知書などの振り込みの事実を確認できる書類が必要になりますので、大切に保管しておきましょう。

 

≪悪質な通販サイトの特徴≫
悪質な通販サイトには、次のような特徴があります。
購入する前に、当てはまるものがないかよく確認しましょう。

■サイト上に販売業者の名前・住所・電話番号が明確に表記されていない
■日本語の表現が不自然
■支払方法が銀行振込に限定されている
■ブランド品なのに価格が極端に安い
■口座名義人が販売業者名と異なる
■振込先銀行の支店が販売業者の所在地から遠い

 

 

困ったときやトラブルになった場合は、消費生活センターへご相談ください。

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