くらしのまど《広報かつしか令和5年8月25日号掲載》
消費生活相談専用電話番号
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百貨店をかたった偽通販サイトに注意しましょう
百貨店の名称をかたった偽通販サイトに関連した相談が寄せられています。
今回は、その事例とトラブルに対処するためのアドバイスを紹介します。
≪事例≫
百貨店の閉店セールのネット広告を見つけ、百貨店のロゴマークが付いた通販サイトから、格安価格の有名ブランド品を代金引換で注文した。
注文後に偽通販サイトだと分かったため、注文を取り消したいが、どうしたらよいか。
≪アドバイス≫
公式サイトや他の通販サイトに比べて格安な価格で客を誘い込むのは、偽通販サイトの典型的な手口です。
百貨店が通販サイトで高級ブランド品を8割~9割引などの大幅な値引価格で販売することは通常ありません。
正規と同じ名称やロゴマークが掲載されていても、偽通販サイトの可能性があります。
ロゴマークなどに惑わされず、掲載されている販売会社の名称、住所、電話番号など隅々まで確認しましょう。
偽通販サイトで注文してしまった場合は、キャンセルメールを送信して、送信したメールの本文と送信履歴がわかる画面を保存し、送信の記録を残しておきましょう。
キャンセル連絡をしても代引き配達で商品が届いてしまった場合は、宅配業者に事情を話して受取拒否をしましょう。
宅配業者に代金を支払い、商品を受け取った後で商品が偽物だと分かっても、宅配業者からの返金やクーリング・オフ(※)はできません。
支払方法が代金引換に限定されている場合は、特に注意が必要です。
また、偽通販サイトの場合は、購入時に入力した個人情報が悪用され、別のトラブルに巻き込まれる危険性もあるため、商品を注文する前に百貨店の公式サイトかどうか、よく確認しましょう。
※一定の期間内に書面で通知すれば、無条件で契約を解除できる制度
困ったときやトラブルになった場合は、消費生活センターへご相談ください。
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