避難行動要支援者名簿の作成について

概要

　区では、災害対策基本法に基づき、地震などの災害時に避難の支援が必要と思われる方の氏名や住所等の名簿を作成しています。作成した名簿は警察署・消防署や自治町会などの避難支援等関係団体に名簿を提供することにより、災害時の避難支援活動に役立ていくものです。

情報提供の同意について

　平常時から、避難支援等関係団体（警察署・消防署を除く）に個人情報を掲載した名簿を提供するためには、ご本人様の同意が必要となります。そのため、対象となる方には「個人情報の外部提供同意書」を送付し、ご本人様の氏名や住所等の個人情報を、平常時から避難支援等関係団体に提供してよろしいかお伺いしています。名簿提供についてのご理解、ご協力をお願いします。

名簿の対象となる方

（1）身体障害者手帳をお持ちで、
　　・視覚・聴覚・下肢機能・体幹機能・移動機能のいずれかの障害があり、総合等級が1・2級の方
　　・呼吸機能障害があり、総合等級が1～3級の方
（2）愛の手帳をお持ちで、障害の程度が1～3度の方
（3）介護保険の被保険者で要介護状態区分4または5の方
　※いずれも社会福祉施設に入所している方は除きます。
 

名簿に掲載される情報

　氏名・フリガナ、生年月日、性別、住所、電話番号、要介護状態区分、身体障害者手帳の総合等級、愛の手帳の障害の程度
※名簿の提供の際には、区は避難支援等関係団体と個人情報の外部提供に関する覚書を締結し、目的外利用の禁止や名簿を適正に管理するよう説明及び指導を行います。
 

よくある質問

Q：この同意書には、回答する必要があるのか？
A：地震や洪水などの災害時における、寝たきりの方や障害者の方など自力で安全な場所に避難することが困難な方の避難を誘導することに役立てるものですので、出来る限り回答にご協力ください。
Q：本人が施設や病院に入っている場合には、どうすれば良いか？
A：自宅に戻って、生活を続けられる予定がある場合には、回答をお願いします。なお、自宅に戻る予定がない場合には、回答の必要はありません。
Q：本人の意思は確認できるが、身体が不自由で自分で記入することができない場合には、
どうすれば良いか？
A：ご本人の意思を確認のうえ、ご家族の方等が代筆をしていただき、回答をお願いしま
す。