特殊詐欺の電話に注意しましょう!!
【葛飾区内での特殊被害発生状況】令和6年10月末現在
●特殊詐欺の被害が発生しています。
令和6年1月から10月末までの被害は75件、約2億6,022万円です。前年同時期比で被害件数は14件減少、被害額は9,462万円増加しています。
※本件数、被害額は葛飾警察署、亀有警察署の協力を得て手集計で作成された「速報値」です。合わせて、下記リンクより「犯罪発生状況・統計(警視庁)」をご確認ください。
区では警察署と連携して自動通話録音機を無償で配布しています。自動通話録音機は、電話がかかってくると自動で警告メッセージが流れ、通話内容を録音する機械です。犯人は自分の声が録音されることを嫌うため、特殊詐欺の被害の未然防止に非常に有効です。詳しくはお住いの管轄の警察署へお問い合わせください。また、その他にも特殊詐欺の電話対策として、NTT東日本の契約者で70歳以上の方などを対象にナンバーティスプレイ・ナンバーリクエストの月額利用料・工事費の無償化や国際電話の発着信を無償で休止するサービスもございます。詳しくは、下記リンクのページをご確認ください。
【多発している事例(手口別)】
1 キャッシュカード詐欺盗
自宅に訪問し封筒などに入れたキャッシュカードを隙を見て盗み取る手口です。
- 事例)警察官や銀行協会職員等を名乗る者から、「キャッシュカードが不正に利用されている。新しくする必要がある。」等と電話がある。その後、犯人が自宅を訪れ、キャッシュカードを入れた封筒を隙を見てすり替えるなどして盗み取られた。
2 還付金詐欺
医療費のお金が戻る(還付金がある)といった手口です。
- 事例)区職員を名乗り、「医療費のお金が戻る。手続きしないと年金が減額される。」 電話がある。その後、土日に電話を掛け、銀行員がいないATMに誘導し、お金を振り込ませる。
3 オレオレ詐欺
息子などをかたった手口です。
- 事例)息子などを名乗る者から、「カバンをなくした」「事故を起こした」と電話があり、すぐにお金が必要な話をして、お金を振り込ませたりする。
4 架空料金請求詐欺(サポート詐欺)
パソコンのウイルス感染を装い、修理費をだまし取る手口です。
- 事例)パソコンでインターネットを閲覧中に、偽の警告画面(アラームが鳴る場合も)とサポートセンターの電話番号が表示され、その番号に連絡すると「ウイルスに感染したため、修理費用が必要です。」などど言われ、電子マネーカード購入の指示があり、購入したカード番号を犯人に伝えてしまい、被害にあうもの。
5 リフォーム詐欺
自宅の不要なリフォーム契約を迫る手口です。
「工事業者ですが、近くで作業中にお宅の屋根が壊れているのを見かけました。今なら無料で点検します。」などと言い、突然自宅を訪問する。自宅に入り、屋根を点検すると「修理が必要です。今ならお安くします。」などと言い、不要な工事契約を迫るもの。
6 SNS型投資詐欺
ネット上のウソの投資話で、金銭をだまし取る手口です。
ネット上で、「著名人の名前でウソの広告を出す。」「必ず儲かる投資方法を教える。」など勧誘しSNSに誘導。
その後、メッセージのやり取りで信用させ、最終的に「投資金・手数料」等の名目で、ネットバンキングから金銭を振り込ませるもの。
7 ロマンス詐欺
恋愛感情や親近感を利用した手口です。
SNSやアプリで知り合い、その後、ネット上でやり取りを行う。恋愛感情や親近感を抱かせ、金銭をだまし取るもの。
【相談窓口】
葛飾警察署 03-3695-0110
亀有警察署 03-3607-0110
消費生活センター(平日9時~17時) 03-5698-2311
東京都消費生活総合センター(月曜日~土曜日、9時~17時) 03-3235-1155
国民生活センター(土曜日、日曜日、祝日10時~16時) 188
【詐欺の被害にあわないために】
- このような電話がきた場合は一人で考えずご家族やお知り合い、ご友人に相談しましょう。また、知らない電話番号には電話しないようにしましょう。
- 不審な電話には、あらかじめ留守番電話にしておくと、被害を防ぐこともできます。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ
危機管理課生活安全係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所5階 503番窓口
電話:03-5654-8596 ファクス:03-5698-1503
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。