人権課題 ハラスメントについて

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ページ番号1036264  更新日 令和6年8月7日

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大丈夫だよ ありがとう つながる優しさ 安心できる社会

誰もが誰かの大切な人だから ハラスメントゼロをめざして

  ハラスメントという言葉をご存じですか。ハラスメントとは、相手の意に反した言動などにより、相手や、周囲で見聞きしている方々に不快感を与える「嫌がらせ行為」です。 今回はさまざまな人権課題のうち、代表的な6種類の「ハラスメント」について紹介します。

  人に優しい社会は、一人ひとりの思いやりから生まれます。何気ない優しさや気遣いは、誰かの心にきっと届きます。優しい心の種を育て、次代につなげていきましょう。

ハラスメント


(1)セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)
相手の意に反する性的な言動により、不快感を与えたり、性的な言動を拒否した相手に対して、解雇や降格などの不利益な扱いをする嫌がらせのことです。

【事例】
 ・職場で指導するふりをして、必要以上に身体を寄せる
 ・性的な冗談やからかいを行う
 ・食事やデートに執拗に誘う

(2)パワー・ハラスメント(パワハラ)
職場での地位の上下関係など優越的な関係が背景にあり、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により、労働者の就業環境が害される嫌がらせのことです。

【事例】
 ・上司が、大勢の同僚が見ている前で、仕事上のミスをした部下を執拗に叱責する
 ・上司が部下に過大・過少な仕事を故意に与え、精神的苦痛を与える

(3)マタニティ・ハラスメント(マタハラ)
働く女性が妊娠や出産、育児を理由に解雇や雇い止めをされたり、妊娠や出産において、職場で不利益を受けたりすることで就業環境が害される嫌がらせのことです。

【事例】
 ・育児休業の取得の相談をした部下に、上司が「次の昇進はない」と通告する
 ・妊娠中の同僚に、無理な仕事を押し付ける

(4)ジェンダー・ハラスメント(ジェンハラ)
性別に対する固定観念・役割分担意識に基づく嫌がらせのことです。

【事例】
 ・「男だから力仕事をするべき」「女だからお茶くみをするべき」など、性別により役割分担を制限し、差別的な扱いをする
 ・男女で待遇に差をつける

(5)カスタマー・ハラスメント(カスハラ)
顧客・取引先などが、企業や従業員に対して過度な要求や言いがかり、暴言などの迷惑行為を行ったりする嫌がらせのことです。

【事例】
 ・電話や窓口などで何度も同じクレームを繰り返す
 ・土下座を要求したり、長時間にわたり威圧したりする
 ・従業員の人格を否定する

(6)SOGI・ハラスメント(ソジハラ/ソギハラ)
SOGIとは、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとった言葉です。SOGIハラとは、性的指向や性自認を理由とした差別的言動などによる嫌がらせのことです。

【事例】
 ・当事者の許可を得ずに、当事者の性的指向や性自認を第三者に知らせる
 ・当事者の性的指向や性自認に関する侮辱的な言動を行う

ハラスメントなどに関する主な相談窓口

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このページに関するお問い合わせ

人権推進課人権施策推進係
〒124-0012 葛飾区立石5-27-1
電話:03-5654-8148 ファクス:03-5698-2315
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。