プラスチック業

　プラスチックは、もともと玩具製品などの材料として利用されていたセルロイドが引火しやすいため、それに変わって昭和30年頃から製造されるようになりました。プラスチック材料は、主に石油などが原料となって作られます。金属と異なり変形しないため、テレビ、ラジオ、筆箱、パソコンなどの外形として製品になり、私たちの日常生活になくてはならない材料の一つになっています。葛飾区のプラスチック業界は、高い加工技術を持つとともに都内でも有数の生産額を誇っています。地域的には、葛飾区でも工業が集積する中川以西の地域に多く集まっています。

葛飾区プラスチック工業連合会

　葛飾区プラスチック工業連合会は、葛飾区の地場産業の一つとして昭和60年7月に設立されました。業界の動向把握や会員相互の情報交換など企業の発展に資する活動を行っています。