地盤調査助成・液状化対策助成等ついて
地盤の液状化による区内の建物被害は、東京都が公表した液状化予測においても、区内のほぼ全域で、液状化の可能性があるとされています。平成23年3月に発生した東日本大震災では、区内においても地盤の液状化による被害が発生し、区民生活に大きな影響が出ました。こうした状況から、区では、地盤の液状化による建物被害に備えるために、地盤調査や液状化対策にかかる費用の助成制度を設けています。
令和5年度から液状化判定調査者を区から無料派遣として実施しております。
地盤調査・液状化対策助成の概要について
液状化判定調査者派遣について
葛飾区では、現在お住まいの家の土地や、今後家を建てる予定の土地について、地盤の液状化の可能性を知り、今後の対策にお役立ていただくことを目的に、区が地盤調査を専門に行う事業者を無料で派遣します。
※この調査方法は、液状化の可能性を簡易な方法で調査することを目的としております。建築確認にあたっては、建物規模等により別途地盤調査を行う必要があります。
地盤調査費の助成について
助成金額
地盤調査に要した費用の10/10(限度額:35万円)
助成条件
助成対象敷地における地盤調査報告書(ボーリング調査結果、室内土質試験の結果及び液状化判定結果)、地盤調査助成金交付申請書等を提出することで、地盤調査に要する費用を助成します。 詳しくは、下記の問い合わせ先までご相談ください。
※スウェーデン式サウンディング(SWS)試験は助成対象外となります。
液状化対策費の助成について
助成金額
液状化対策工事に要した費用の1/2(限度額:90万円)
助成条件
地盤調査に基づき、地震時の地表面における、地盤変位量(Dcy値)、液状化による危険度(PL値)などを評価し、顕著な液状化被害の可能性が「高い」・「比較的低い」・「低い」のうち、「高い」又は「比較的低い」と判定されたものが、液状化対策助成の対象となります。改良工法については土とセメント系固化材を混ぜて改良体をつくる地盤改良工法を対象としております。この他にも丸太を使った液状化対策がございます。 詳しくは、下記の問い合わせ先までご相談ください。
丸太を使った液状化対策 LP-LiC工法については「木材活用地盤対策研究会(外部リンク)」を参照してください。
窓口相談について
パンフレットをもとに地盤の液状化の相談をお受けします。窓口は区役所新館3階 建築課です。
液状化関連の情報
- 東京都 建物における液状化対策ポータルサイト(外部リンク)
- 東京都の建築物における液状化対策について(外部リンク)
- 東京の液状化予測図 令和3年度改訂版(外部リンク)
- 葛飾区のボーリングデータ(地盤調査の柱状図)の閲覧について
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このページに関するお問い合わせ
建築課建築安全係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階 305番窓口
電話:03-5654-8552 ファクス:03-3697-1660
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。
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