かつしかに広がる緑のカーテンをご紹介します!
今年の夏は節電対策ということもあり、区内のあちこちで緑のカーテンを見かけるようになりました。町で見かけた素敵な緑のカーテンのいくつかと、緑のカーテン講習会受講者から送られたカーテンの一部をご紹介します。
亀有在住・根本さんの、アイデア光る緑のカーテン(平成23年7月撮影)
右下の写真の、向かって左側がゴーヤ、右側がヨルガオのカーテンです。
正面から見た第一印象は、ゴーヤは2階まで延びていて実が沢山付いた立派なカーテン、ヨルガオは緑の葉が沢山茂った素敵なカーテンだと思いました。
案内してくださった方に言われて、そのカーテンを真横から見てみると・・・
ヨルガオのプランターは、太陽の光を十分浴びるように、塀の高さ近くまである、根本さんお手製の台の上に載せられていました。
また、この台は背の高いトレリスの固定にも役立っています。
そして、ゴーヤは家の壁と塀の間のわずか約15cmのスペースですくすく育っていました。こちらも、塀の高さ近くまである台の上にプランターが載せられていました。はじめて見たとき、こんな小さなスペースでも工夫次第で立派なカーテンが育つと分かり、非常に驚きました。
このカーテンを作られた根本さんにお話を聞いたところ、今年初めて緑のカーテンに挑戦されたそうです。
「30年間クーラーをつけずに夏をすごせていたのですが、昨年の猛暑の際アサガオではだめだったので、今年はゴーヤで緑のカーテンをやってみようと思いました。カーテンのおかげで涼しい風が家の中を通るので、今のところクーラーは使っていません。夜、窓を開けてゴーヤの葉っぱを眺めて楽しんでいます。」とのことでした。
お邪魔した日は快晴で気温は30度ありましたが、根本さんのお宅でクーラーが働いている様子はありませんでした。
「他の方にもすすめたいと思いますか?」との質問には、「初めてやってみて、いいことばかりなので、ぜひすすめたい」とご回答くださいました。
東金町在住・堀井さんの、10年物の緑のカーテン(平成23年6月撮影)
堀井さんは10年以上前から琉球アサガオを育てているそうです。
琉球アサガオは、1年ごとに種をまいて育てる1年草の「アサガオ」とは違い、同じ株から毎年新しいつるが出てくる多年草です。
この琉球アサガオは何年もかけて育てられたので、根本の茎が太くなり「樹木」のようになっていました。朝4時に起きて手入れをされるそうで、毎日200個以上も花が咲くとのことです。
葛飾郵便局(郵便事業株式会社葛飾支店)の1年目のトライ
局ではISO14001を取得して、環境負荷の低減に努めています。特に今年は電力供給量の不足もあり、電気使用量の節減に役立つ「緑のカーテン」を新たに取り組みました。局の正面1階の緑のカーテンは、局に訪れたお客様に少しでも涼を感じていただければと設置しました。また、3階の社員食堂の窓際にも冷房効果を高めるために設置しましたが、その効果を直接局員が実感できたことは、環境教育にも役立ちました。
(業務企画室 荒井さん)
講習会受講者の「緑のカーテン」をご紹介します!
環境課では、「緑のカーテン作り方講習会」受講者の皆さんに、ゴーヤの苗をお渡しして「緑のカーテン生育状況調査(全2回)」のご協力をお願いしています。
ここでは、平成23年度の調査にご回答いただいた方々から送られてきた、沢山の写真やコメントのなかから、一部をご紹介いたします。
こちらは柴又在住の山崎さんから送られてきた緑のカーテンの写真です。立派なカーテンが一面に広がった素敵な写真です。
特に目を引いたのは、プランターの上に敷いてある白いシートです。このようなシートがあると、土が乾燥しにくくなるので、水切れの防止になります。
「愛情をもって見守っております」と一言添えられて写真からは、大切に育てられていることが伝わってきます。
水元在住の亀山さんからは4枚の写真を張り合わせた力作を送っていただきました。「昨年よりも沢山葉が伸びました。マンションの部屋から全部が入るように撮影しました」とのコメントが添えられていました。
こちらは東新小岩在住の小倉さんから送られた写真です。部屋の中から、緑のカーテン越しに柔らかな光が入ってくる様子を撮影された1枚です。ホームページの画面では、淡い光の様子をお伝えできないのが残念です。
「ゴーヤの実が大きくなるのを楽しみに待っています」と調査票に書かれていました。
最後は柴又在住の明内さんから送られてきた写真です。緑のカーテンをバックに、いつも収穫を手伝ってくれるお孫さんを写した素敵な1枚です。大きく張られたネットは、洗濯棹を2本立てて使っているそうです。
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