脳脊髄液減少症

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1013082  更新日 平成31年3月21日

印刷 大きな文字で印刷

脳脊髄液減少症について

「脳脊髄液減少症」とは

「脳脊髄液減少症」とは、交通事故やスポーツ外傷等の後に、脳脊髄液が漏れだし減少することによって、頭痛(特に立位によって増強する頭痛)、頸部痛、めまい、倦怠感、不眠、記憶障害などの様々な症状があらわれる病気です。

原因について

交通事故やスポーツ外傷等で頭部等に衝撃を受けると、髄膜(脳と脊髄を覆っている膜)に裂け目ができて、脳脊髄液(髄膜と脳脊髄の間の液)が漏出し、減少することによって様々な症状が引き起こされることが主な原因と考えられています。

診断について

国の研究班において、診断方法の確立のための研究がおこなわれています。

治療について

「保存的治療」と「ブラッドパッチ療法」等があります。「保存的治療」とは、十分な水分を摂取してベッドでの安静を保つ方法です。「ブラッドパッチ療法」とは、脳脊髄液が漏れ出ている場所で血液を凝固させ、漏れを止める方法です。平成28年4月より健康保険適応となりました。

発症予防のために

スポーツ外傷等の事故が発生した後、頭痛やめまい等の症状がみられる場合には、安静を保ちつつ医療機関を受診するようにしましょう。

事故を予防することが最も大切です

頭部を打つ事故そのものを予防することが、もっとも重要な予防方法です。スポーツをする際には、十分な準備運動、各個人のレベルに応じた実技の実施など、安全に行えるように努めましょう。また、自転車に乗る際のヘルメットの着用など、交通安全にも留意しましょう。

 

【相談先】

 青戸保健センター  03(3602)1284

 金町保健センター  03(3607)4141

 新小岩保健センター 03(3696)3781

 水元保健センター  03(3627)1911

このページに関するお問い合わせ

水元保健センター保健サービス係
〒125-0033 葛飾区東水元1-7-3
電話:03-3627-1911 ファクス:03-5699-1649
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。