葛飾区役所庁内食堂で学校給食メニューが食べられます(令和6年度)
~学校給食メニューをお楽しみください~
毎月19日の食育の日にちなみ、区立小・中学校の学校給食メニューを取り入れた日替わりランチを提供しています。(1日50食限定)
成人を対象としているため、主食量・主菜量(魚の切り身の大きさ等)の変更、味付け・副菜等の組み合わせについては調整しております。また、このメニューでは飲用牛乳はついておらず、食器も学校給食で使用しているものとは異なります。
【会場】葛飾区役所1階庁内食堂(立石5‐13‐1)
【金額】1食650円
【日時】午前11時~午後2時
毎月19日(19日が土・日曜日、祝日の場合は前開庁日となります)
チキンソースカツ丼(きちんと勝つ丼)~2月~
【一人分栄養価】エネルギー818kcal・たんぱく質28.3g・脂質25.8g・炭水化物112.1g・食塩相当量4.3g
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2月の学校給食メニューはチキンソースカツ丼です。2月は都立高校の一般入試が実施されます。中学校の学校給食では、受験に挑む生徒に少しでも力になれたらという思いから『受験応援献立』が作られます。メニューには「勝つ」・「幸運」・「受かる」などを連想させる名前をつけています。
~チキンソースカツ丼(1人分)~
【材料】
米:100g 水:120g 鶏もも肉:30g×3切 塩:0.8g こしょう:少々 小麦粉:4g 卵:4g
パン粉:12g 揚げ油:適量 キャベツ:30g 中濃ソース:5g ウスターソース:3g 三温糖:2g
しょうゆ:0.4g 白すりごま:1g
【作り方】
1.米は洗米し、分量の水で炊飯する。
2.鶏もも肉は塩・こしょうで下味をつける。
3.2に小麦粉・卵・パン粉で衣をつけて160~170℃に熱した油できつね色になるまで揚げる。
4.キャベツを千切りにする。
5.中濃ソース・ウスターソース・三温糖・しょうゆ・白すりごまをあわせて加熱し、3を絡ませる。
6.1の上に4・5を乗せる。
★豆知識★ 頭をよく回転させられる食べ物は?
ご飯・パン・麺などの炭水化物は、体内で分解されるとブドウ糖になります。脳がエネルギー源として使うのがこのブドウ糖です。また、サバやイワシなどの魚に多く含まれるDHCやEPAなどの不飽和脂肪酸は、脳の神経組織を活性化させる重要な働きをします。さらに、豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれるレシチンは、記憶力や集中力の向上に効果が期待できます。これらの食材を取り入れるだけでなく、1日3食きちんと摂取して生活のリズムを整え、よく噛んで食べることで脳の活性化につなげることができます。
ヤンニョムチキン ~全国学校給食週間(5):世界の料理(韓国)~
【一人分栄養価】エネルギー881kcal・たんぱく質34.5g・脂質28.5g・炭水化物115.9g・食塩相当量5.1g
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全国学校給食週間5日目のメニューは『ヤンニョムチキン』です。国際理解や各国の風土・食文化への知識を深めることを目的として、世界の料理を学校給食に取り入れています。ヤンニョムチキンは韓国では国民食と呼ばれるほどよく食べられています。ヤンニョムとは韓国料理における合わせ調味料のことを意味していて、家庭やお店ごとに味に違いがあるそうです。
~ヤンニョムチキン(1人前)~
【材料】
鶏もも肉:140g 片栗粉:12g 揚げ油:適量 しょうが:1g ねぎ:5g 油:適量
さとう:6g しょうゆ:7g コチュジャン:0.5g トマトケチャップ:8g 白ごま:3g
【作り方】
1.しょうがとねぎをみじん切りに切る。
2.さとう・しょうゆ・コチュジャン・トマトケチャップ・白ごまを混ぜ合わせておく。
3.鶏もも肉に片栗粉をつけて、170℃くらいの油で中までしっかり火が通るまで揚げる。
4.フライパンに油を入れて熱し、1を炒め、香りが出たら2を加え、とろみがでるくらいまで加熱する。
5.3に4を絡める。
★豆知識★韓国料理の特徴とは
韓国料理の主食は、日本と同じく米です。白米だけでなく、雑穀米や炊き込みご飯、またお粥を朝食として食べるのが特徴です。また、韓国料理に欠かせないのが「コチュ」と呼ばれる唐辛子です。唐辛子だけでなく、にんにくやねぎ、しょうがといった薬味野菜もよく使われます。これらの食材には身体を温める効果があり、冬場の厳しい寒さをしのぎます。そしてキムチを代表とした発酵食品も多彩で、美肌や健康づくり、腸内環境の改善に効果があるといわれています。
ポークチョップ ~全国学校給食週間(4):おはなし給食(ハリーポッター)~
【一人分栄養価】エネルギー889kcal・たんぱく質36.7g・脂質24.6g・炭水化物124.7g・食塩相当量3.7g
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全国学校給食週間4日目のメニューは『ポークチョップ』です。学校給食では、図書委員会や学校司書などと協力して絵本や小説などに出てくる食べ物を給食用にアレンジし、おはなし給食として提供することがあります。おはなし給食を通して本の世界の食べ物を実際に食べることができる楽しさを感じたり、その登場人物がどのような思いをもっていたのか考えたり、本と給食双方に興味をもってもらうことを目的としています。ポークチョップは「ハリーポッターと賢者の石」に登場します。
~ポークチョップ(1人前)~
【材料】
豚ロース肉:100g 塩:0.3g こしょう:適量 小麦粉:5g たまねぎ:20g 水:5g
三温糖:0.4g トマトケチャップ:12g トマトジュース:5g 中濃ソース:4g 赤ワイン:1g 油:適量
【作り方】
1.豚ロース肉は塩・こしょう・小麦粉をふっておく。
2.たまねぎはスライスし、水・三温糖・トマトケチャップ・トマトジュース・中濃ソース・赤ワインと一緒に加熱してソースを作る。
3.フライパンに油を熱し、1を両面きつね色になるまで焼く。
4.3に2をかける。
★豆知識★ポークチョップとは?
「ハリーポッターと賢者の石」で、ハリーが魔法学校に入学して初めて大広間で食事をする場面で、ポークチョップはたくさんのご馳走の中の1つとして出てきます。実はポークチョップは豚の骨付きロース肉を焼いたものを指します。チョップには叩き切るという意味があり、豚のあばら肉をカットする時に力が必要になることからこう呼ばれたそうです。給食では骨つき肉は出せないので、豚ロース肉で代用して作ります。
鶏飯(けいはん) ~全国学校給食週間(3):鹿児島県郷土料理~
【一人分栄養価】エネルギー852kcal・たんぱく質36.6g・脂質20.7g・炭水化物124.9g・食塩相当量3.5g
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全国学校給食週間3日目のメニューは『鶏飯(けいはん)』です。鶏飯は、ほぐした鶏肉や干ししいたけ、錦糸卵などを白いご飯の上に乗せて鶏ガラスープをかけて食べる、お茶漬けのような料理で鹿児島県奄美地方の郷土料理です。葛飾区の学校給食では、食育の一環として日本の郷土料理を取り入れて実施しています。
~鶏飯(けいはん)1人前~
【材料】
米:90g 水【A】:108g 鶏ささ身肉:25g 干ししいたけ:0.5g にんじん:10g たくあん:10g 万能ねぎ:2g
水【B】:150g 鶏ガラ:15g けずり節:3g だし汁(鶏ガラとけずり節でとったもの):5g しょうゆ:3g
さとう【A】:2g 白ごま:1g たまご:20g さとう【B】:0.5g うすくちしょうゆ:5g
【作り方】
1.米は洗米し、水【A】を入れて炊飯する。
2.水【B】に鶏ガラとけずり節でだしをとる。(スープをつくる。)
3.鶏ささ身肉はゆでて冷まし、細かくさいておく。
4.干ししいたけは戻してせん切り、にんじん・たくあんもせん切り、万能ねぎは小口切りに切る。
5.3と干ししいたけ・にんじんをだし汁・しょうゆ・さとう【A】で煮て、白ごまをふる。
6.錦糸卵を作る。
7.2にさとう【B】、うすくちしょうゆ、万能ねぎを加える。
8.1に5と6、たくあんを乗せて7をかける。
★豆知識★鶏飯の歴史
鶏飯は、約400年前の江戸時代、奄美諸島が薩摩藩の支配下にあったころ、役人や武士をもてなすために作られたそうです。本土からくる威圧的な役人の気持ちを少しでも和らげようと用意したご馳走でした。物資の少ない離島で、鶏は卵を産む貴重な家畜ですが、そんな大切な鶏をまるごと使う鶏飯は、大事な客人のための特別な料理でした。
冬野菜のポトフ ~全国学校給食週間(2):旬の食材を使った献立~
【一人分栄養価】エネルギー629kcal・たんぱく質23.1g・脂質21.9g・炭水化物86.3g・食塩相当量4.7g
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葛飾区の学校給食は、旬の美味しく栄養満点の食材を取り入れながら、季節感を感じられるような献立になるように各学校の栄養士が献立を立てています。また、行事食やイベント給食なども取り入れ、安心・安全で美味しく、楽しい給食提供を心がけています。
~冬野菜のポトフ(1人前)~
【材料】
にんにく:0.5g ベーコン:5g 白菜:50g セロリー:3g たまねぎ:50g にんじん:20g
じゃがいも:50g 大根:40g ウインナー:15g ブロッコリー:30g 豚角切り肉:40g
油:適量 白ワイン:3g ガラスープ:120g 塩:0.3g こしょう:適量 しょうゆ:3g
【作り方】
1.にんにくはみじん切り、ベーコン・白菜は短冊切り、セロリー・たまねぎはスライス、にんじん・じゃがいも・大根は厚いちょう切りは、ウインナーは輪切りに切る。
2.ブロッコリーは小房に分けて下茹でしておく。
3.鍋に油を熱し、にんにく・ベーコン・豚肉を炒め、たまねぎ・にんじん・セロリー・白ワインを加えさらに炒める。
4.3にガラスープを入れてじゃがいも・大根を加え、柔らかくなったら白菜・ウインナー・塩・こしょう・しょうゆを入れ、最後にブロッコリーを合わせる。
★豆知識★冬野菜の魅力とは
大根・白菜・ほうれん草などは冬に旬を迎える野菜です。冬野菜は、寒さで凍らないように細胞に糖を蓄積する為、糖度の高い野菜が多いのが特徴です。また、ビタミンやカロテンなどの栄養価の高い野菜は、免疫力を高め、風邪の予防に効果があります。煮物や鍋などの身体の芯から温まる料理で、寒さ厳しい冬を元気に乗り切りましょう。
小松菜あんかけ焼きそば ~全国学校給食週間(1):地産地消献立~
【一人分栄養価】エネルギー800kcal・たんぱく質33.6g・脂質23.5g・炭水化物109.3g・食塩相当量5.5g
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1月24日から30日は全国学校給食週間です。これにちなみ、区役所食堂ではこの期間に学校給食献立を実施します。全国学校給食週間1日目のメニューは、地元葛飾区産の特産野菜『小松菜』を使ったあんかけ焼きそばです。葛飾区の小中学校では地元農家と契約し、新鮮で美味しい小松菜を使った給食を提供しています。
~小松菜あんかけ焼きそば(1人前)~
【材料】
≪麺≫
蒸し中華麺:200g サラダ油:適量 塩【A】:0.3g こしょう【A】:適量 酒【A】:1g
≪あん≫
たまねぎ:30g にんじん:15g しいたけ:5g たけのこ水煮:10g 小松菜:40g ねぎ:10g
もやし:30g たまご:1/2個 むきえび:20g 豚こま肉:50g しょうが:0.5g 酒【B】:1g
鶏ガラスープ:50g サラダ油:適量 酒【C】:1g 塩【B】:0.5g こしょう【B】:適量
オイスターソース:1g しょうゆ:3g 酒【D】:1g 片栗粉:3g ごま油:0.5g
【作り方】
1.蒸し中華麺は塩【A】・こしょう【A】・酒【A】をふり、油を熱したフライパンで炒めておく。
2.たまねぎはスライス、にんじんは短冊切り、しいたけは石づきを取ってスライス、たけのこは短冊切り、小松菜は2センチに切り下茹でし、ねぎは斜めに切る。
3.たまごはゆでて半分に切る。
4.豚こま肉はしょうがと酒【B】で下味をつける。
5.むきえびは下茹でして、酒【C】をふっておく。
6.フライパンに油を入れて熱し、たまねぎ・にんじんを炒め、4とガラスープを入れる。
7.6にしいたけ・たけのこ・もやし・ねぎを入れて、塩【B】・こしょう【B】・オイスターソース・しょうゆ・酒【D】で調味する。
8.味が整ったらごま油を入れて、仕上げに5と小松菜を加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
9.1に8をかけてゆでたまごを乗せる。
★豆知識★葛飾区の農業について
葛飾区は23区の中で、農業が存続している数少ない区のひとつです。現在では、水元・奥戸・高砂・柴又・金町地区を中心に農業が行われています。小松菜の栽培を主力に枝豆、ねぎ、ブロッコリー、キャベツなどが栽培されています。年に1度、JA東京スマイル農業協同組合より葛飾区産の小松菜を区内小中学校に一斉に提供していただき、『小松菜給食』を実施しています。
エビクリームライス ~1月~
【一人分栄養価】エネルギー807kcal・たんぱく質31.5g・脂質23.2g・炭水化物112g・食塩相当量4.6g
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1月の学校給食メニューはエビクリームライスです。エビクリームライスとじゃがいものハニーサラダは、リクエスト給食でも上位に上がる人気の献立です。エビクリームライスはターメリックで黄色にしたバターライスに、なめらかなエビクリームソースをかけた食べやすい料理です。
~エビクリームライス(1人分)~
【材料】
≪ターメリックライス≫
米:100g 水:120g 塩【A】0.5g ターメリック:0.2g 酒【A】:1g バター【A】:1g
≪エビクリームソース≫
むきえび:50g 酒【B】:1g たまねぎ:40g にんじん:10g 油【A】:適量 鶏こま肉:10g
鶏ガラスープ:60g 塩【B】:1g こしょう:適量 マッシュルーム水煮:10g 白ワイン:0.5g
油【B】:6g バター【B】:2.5g 小麦粉:8g 牛乳:50g 生クリーム:3g パセリ:0.5g
【作り方】
1.米は洗米し、分量の水・塩【A】・ターメリック・酒【A】を入れ、炊飯する。 炊き上がったらバター【A】を入れて混ぜておく。
2.むきえびは茹でて酒【B】をふっておく。
3.たまねぎはスライスし、にんじんはみじん切りにする。
4.フライパンに油【A】入れて熱し、たまねぎ・にんじん・鶏こま肉を炒める。
5.油【B】、バター【B】、小麦粉を炒めてルーを作る。
6.4に鶏ガラスープを入れて、マッシュルーム水煮・白ワイン・牛乳を入れる。
7.5のルーを入れてとろみがついたら、2と生クリーム・刻んだパセリを入れて塩【B】・こしょうで調味する。
8.1に7をかける。
★豆知識★ 美味しいだけじゃないエビの栄養成分
ぷりぷりとした弾力のある食感で美味しいエビですが、大変栄養豊富な食材です。エビにはたんぱく質やタウリン、ビタミンEなどの成分が含まれています。特にタウリンは魚介類や甲殻類に多く含まれるアミノ酸の一種で、血中コレステロールや中性脂肪を減らしたり、肝機能や疲労回復を促してくれる効果があります。
ジャンバラヤ ~12月~
【一人分栄養価】エネルギー772kcal・たんぱく質30.1g・脂質29.4g・炭水化物29.4g・食塩相当量3.5g
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12月の学校給食メニューはジャンバラヤです。給食でのジャンバラヤはピラフの上に鶏肉のから揚げをトッピングするアレンジをしています。から揚げにはトマトソースをかけて、カラフルにしクリスマスをイメージしています。
~ジャンバラヤ(1人分)~
【材料】
≪ピラフ≫
米:80g 塩【A】:1g カレー粉:1g バター:1g 水:108g サラダ油:適量ベーコン:10g 鶏こま肉:20g
たまねぎ【A】:30g ホールコーン:10g マッシュルーム水煮スライス:10g 赤パプリカ:5g カレー粉:0.5g
塩【B】:0.8g こしょう【A】:適量
≪トッピング・鶏のから揚げトマトソース≫
鶏もも肉30g:3枚 酒:1g 塩【C】:0.1g こしょう【B】:少々 しょうゆ:1g 片栗粉:8g 揚げ油:適量
たまねぎ【B】:5g トマトケチャップ:8g トマトピューレ:5g ウスターソース:1.5g 塩【D】:0.1g
こしょう【C】:少々 乾燥パセリ:適量
【作り方】
1.米は洗米し、塩【A】・カレー粉・バター・水と一緒に炊飯する。
2.ベーコンはせん切り、たまねぎ【A】は粗みじん切りにし、赤パプリカは小角切りに切って下茹でしておく。
3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、ベーコン・鶏こま肉・たまねぎ【A】を炒め、カレー粉・塩【B】・こしょう【A】で調味し、ホールコーン、マッシュルーム、仕上げに赤パプリカを加えピラフの具を作る。
4.鶏もも肉は酒・塩【C】・こしょう【B】・しょうゆで下味をつけ、片栗粉をつけて油で揚げてから揚げにする。
5.たまねぎ【B】はみじん切りにし、トマトケチャップ・トマトピューレ・ウスターソース・塩【D】・こしょう【C】・乾燥パセリと一緒にフライパンで加熱する。
6.1と3を混ぜてピラフにし、その上に4の鶏のから揚げを乗せて、5のソースをかける。
★豆知識★
ジャンバラヤとは、アメリカ南部ルイジアナ州発祥の炊き込みご飯のことを言います。肉や魚介類、野菜を香ばしく炒めて、米に調味料や香辛料を加えて炊き上げた米料理です。ジャンバラヤの原点は18世紀に伝わってきたスペイン料理のパエリアであるといわれています。
小松菜のクリームスパゲティ ~11月~
【一人分栄養価】エネルギー775kcal・たんぱく質34.4g・脂質30.1g・炭水化物87.8g・食塩相当量3.3g
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11月の学校給食メニューは小松菜のクリームスパゲティです。葛飾区では今月全ての区立小中学校で「小松菜給食」を実施しました。JA東京スマイルの協力のもと無償で小松菜を提供していただき、各学校で小松菜をたっぷり使った給食を提供しますが、なかでも小松菜のクリームスパゲティは子どもたちに大人気です。
~小松菜のクリームスパゲティ(1人分)~
【材料】
スパゲティ:80g オリーブオイル:適量 サラダ油:適量 ベーコン:5g 鶏こま肉:50g 白ワイン:2g
にんにく:少々 たまねぎ:60g にんじん:10g 小松菜:30g 鶏ガラスープ:60g 塩:1g
こしょう:適量 マッシュルーム(水煮):10g ホールコーン:15g 生クリーム:3g
【A】小麦粉:7g バター:3g サラダ油:3g 牛乳:50g
【作り方】
1.にんにくはすりおろし、たまねぎ・にんじんは粗みじん切り、小松菜は2センチくらいに切って茹でておく。
2.Aのバターとサラダ油を小鍋に入れて熱し、少しずつ小麦粉を振り入れて焦がさないように炒め、牛乳を入れてホワイトルーを作る。
3.フライパンにサラダ油を入れて熱し、にんにく・ベーコン・鶏こま肉を入れて、白ワインをふり、たまねぎ・にんじんも加えて炒める。
4.3に鶏ガラスープを入れ、マッシュルーム・ホールコーンも入れて煮る。
5.4に2のホワイトルーを加え、塩・こしょうで味を整え、最後に茹でておいた小松菜と生クリームを入れて仕上げる。
6.スパゲティを茹でて、オリーブ油をまぶす。
7.6に5をかける。
★豆知識★
葛飾区は東京23区の中でも数少ない農業地帯として知られています。特に区内で年間を通して栽培されている小松菜の収穫量は都内トップクラスです。採れたて新鮮な小松菜はカルシウムや鉄分などの栄養価が豊富です。葛飾区では地産地消を学ぶ目的として、区内産の小松菜を給食で使用しています。
秋の香りごはん ~10月~
【一人分栄養価】エネルギー887kcal・たんぱく質37.0g・脂質28.5g・炭水化物112.0g・食塩相当量3.1g
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10月の学校給食メニューは『秋の香りごはん』です。秋が旬の食材のさつまいもやきのこなどを甘辛く煮た、秋の香り漂う具だくさんの混ぜご飯です。主菜に秋の香りごはんと相性のいい鶏肉の照り焼きと、副菜にかぼちゃのそぼろあんが付きます。
~秋の香りごはん(1人分)~
【材料】
米:90g 水:108g だし昆布:0.2g しょうゆ:1g さつまいも:20g 鶏こま肉:10g
油揚げ:5g ぶなしめじ:5g 椎茸:5g ごぼう:5g にんじん:5g さやいんげん:5g
【A】しょうゆ:2g 塩:0.3g さとう:1.5g
【作り方】
1.米は洗米し、角切りにしたさつまいもとだし昆布、しょうゆを入れて分量の水で炊飯する。
2.油揚げは短冊切り、ぶなしめじは小房に分け、椎茸は石づきを取ってスライス、ごぼうはささがき、にんじんはせん切り、さやいんげんは斜めに切っておく。
3.さやいんげんを下茹でする。
4.鶏こま肉・油揚げ・ぶなしめじ・椎茸・ごぼう・にんじんは【A】の調味料で煮る。
5.1と4を混ぜ合わせる。
6.5に3をトッピングする。
★豆知識★
実りの秋といいますが、秋には新米をはじめ栗やさつまいもやきのこ、梨やぶどうなど、たくさんの食材が収穫の時期をむかえ、美味しいものを食べる機会が増えます。また、厳しかった猛暑もようやく落ち着き、気温が下がり体温を維持するためにより多くのエネルギーを必要とします。そのため、食欲の秋ともなるのです。
ガパオライス ~9月~
【一人分栄養価】エネルギー719kcal・たんぱく質31.9g・脂質16.2g・炭水化物108g・食塩相当量2.7g
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9月の学校給食メニューは『ガパオライス』です。ガパオライスはタイの定番料理で、鶏肉(または豚肉)のバジル炒めご飯のことです。本場のガパオライスより日本人向けに食べやすくアレンジしています。タイ風春雨サラダはエビをトッピングした酸味と辛味のあるドレッシングがポイントです。
~ガパオライス(1人分)~
【材料】
米:100g 水:120g 炒め油:適量 にんにく:0.5g しょうが【A】:0.5g 鶏ひき肉:50g たまねぎ:50g
にんじん:10g ピーマン:10g 赤ピーマン:10g バジル:1g 七味唐辛子:0.03g オイスターソース:6g
しょうゆ:2.7g 酒:1.8g さとう:0.9g しょうが【B】:0.2g たまご:1個
【作り方】
1.米は洗米し、分量の水で炊飯する。
2.にんにく・しょうが【A】【B】はすりおろし、たまねぎ・にんじんはみじん切り、ピーマン・赤ピーマン・バジルは粗みじん切りにする。
3.オイスターソース・しょうゆ・酒・さとう・しょうが【B】を混ぜ合わせておく。
4.油を熱し、にんにく・しょうが【A】・七味唐辛子・たまねぎ・にんじん・鶏ひき肉・ピーマン・赤ピーマンを加えて炒める。
5.4にバジルと3の調味料を加える。
6.たまごは目玉焼き(温泉卵でもよい)にしてごはんの上にトッピングする。
★豆知識★
ガパオライスは、タイの伝統的料理である「パッガパオ」(ガパオ炒め)にご飯を添えたものです。タイ語で「ガパオ」は「ホーリーバジル」を意味していて、これがガパオライスの主要な風味になっています。パッガパオは忙しい日常のなかでも素早く作れることから人気となり、広く親しまれています。
豚キムチ丼 ~8月~
【一人分栄養価】エネルギー766kcal・たんぱく質31.7g・脂質25.4g・炭水化物108g・食塩相当量3.9g
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8月の学校給食メニューは『豚キムチ丼』です。ピリッと旨辛いキムチが、夏の暑さで疲れた体に食欲を増進させ、スタミナをつけてくれます。デザートは夏の果物の代表スイカで、水分・カリウムを補給して夏バテを予防しましょう。
~豚キムチ丼(1人分)~
【材料】
米:100g 水:120g 炒め油:適量 にんにく:0.5g しょうが:0.5g 豚こま肉:80g たまねぎ:50g
にんじん:10g キムチ:50g キャベツ:30g にら:10g ピーマン:5g 長ねぎ:10g しょうゆ:3g
塩:0.3g 砂糖:0.2g オイスターソース:2g ごま油:1g 白ごま:3g
【作り方】
1.米は洗米し、分量の水で炊飯する。
2.たまねぎは1/2スライスに切り、にんにく・しょうがはみじん切り、にんじん・キャベツは短冊切り、長ねぎは斜め切り、にらは2センチくらいに切る。ピーマンは千切りにして茹でておく。
3.油を熱し、にんにく・しょうが・豚こま肉を炒め、豚こま肉色が変わったらたまねぎ・にんじんを合わせて炒める。
4.3にキムチ・キャベツを加えて調味料で味を整える。
5.4に長ねぎ・にら・ピーマンを加え、最後に白ごまを合わせる。
★豆知識★
豚肉には疲労回復ビタミンと呼ばれるビタミンB1が豊富に含まれています。そして、ニラに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収を助けてくれます。また、キムチは発酵食品で、乳酸菌が含まれていて腸内環境を改善し、免疫力をアップさせる効果があります。豚キムチ丼を食べて、まだまだ暑いこの夏を乗り切りましょう!
冷やしジャージャー麵 ~7月~
【一人分栄養価】エネルギー773kcal・たんぱく質32.8g・脂質21.8g・炭水化物106.1g・食塩相当量3.9g
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ミルク寒天ピーチソース
暑い季節に食欲が落ちてくると食べたくなる冷やし麺。学校給食で子供たちに人気のジャージャー麺を冷やしバージョンにしました。麺にかける肉味噌には家庭で取りにくい大豆を細かく砕いて混ぜています。大豆とポテトの揚げ煮では揚げてカリッと食感を良くすることで、大豆が食べやすくなるように工夫されています。
~冷やしジャージャー麺(1人分)~
【材料】
蒸し中華麺:170g ごま油:適量 きゅうり:10g もやし:30g にんじん:5g サラダ油:適量 鶏卵:20g
炒め油:適量 にんにく:0.5g しょうが:0.5g 豚ひき肉:30g 酒:2g 茹で大豆:10g たけのこ:10g
たまねぎ:50g 干ししいたけ0.5g
【A】ガラスープ:60g 赤味噌:10g テンメンジャン:3g しょうゆ:4g 砂糖:3g みりん:1.2g
ねぎ:10g オイスターソース:6g 七味唐辛子:0.05g トウバンジャン:0.2g ごま油:0.5g ラー油:0.1g
【B】水:3g かたくり粉:2.5g
【作り方】
1.きゅうり・にんじんは千切りにする。にんにく・しょうが・大豆・たけのこ・たまねぎ・干ししいたけはみじん切りにする。
2.きゅうり・もやし・にんじんは茹でて冷ましておく。
3.炒り卵を作って冷ましておく。
4.にんにく・しょうが・豚ひき肉とみじん切りにした野菜を炒め、【A】の調味料と合わせて肉味噌を作り、【B】のかたくり粉でとろみをつける。
5.麺は茹でて水冷する。
6.5に4の肉味噌をかけて、茹でた野菜と炒り卵をトッピングする。
★豆知識★
ジャージャー麺は中国発祥の麺料理で、牛肉や豚肉のひき肉を炒めて作った肉味噌をジャージャンといい、茹でた中華麺の上に乗せたものです。ちなみに盛岡じゃじゃ麺は中華麺ではなく、きしめんのようなうどんを使用するそうです。
アジのアーモンドフライ ~6月~
【一人分栄養価】エネルギー788kcal・たんぱく質45.8g・脂質21.6g・炭水化物94.7g・食塩相当量4.9g
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6月の学校給食メニューは『アジのアーモンドフライ』です。フライの衣にアーモンドを混ぜているので、食べた時にサクサクとした食感が楽しめます。
~アジのアーモンドフライ(1人分)~
【材料】
揚げ油:適量 アジ60g2枚 塩:0.6g こしょう:0.1g 酒:3g
小麦粉:18g 鶏卵:15g 水:18g スライスアーモンド:10g パン粉:24g
【作り方】
1.アジに塩、こしょう、酒で下味をつける。
2.小麦粉・鶏卵・水を混ぜ合わせる。
3.1のアジに2をつけて、スライスアーモンドとパン粉を混ぜた衣をつける。
4.3を150~160℃に熱した油できつね色になるまで揚げる。
★豆知識★ アジの名前の由来は?
アジはおなじみの魚ですが、その名前の由来は単純に食べたら非常に美味しかったことから「アジ」と名付けられたそうです。また、漢字で「鯵」と書きますが、美味しくて参ってしまったからという説もあります。栄養面では、アジは良質なたんぱく質が豊富で、鉄やビタミンD、生活習慣病予防に効果のあるDHAやEPAなどの優れた栄養素を含む魚です。
◆油淋鶏 ~5月~
【一人分栄養価】エネルギー881kcal・たんぱく質43.4g・脂質36.6g・炭水化物88.9g・食塩相当量4.1g
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5月の学校給食メニューは『油淋鶏』です。下味をつけたジューシーな鶏もも肉を揚げて、食欲そそる香味野菜たっぷりの甘酸っぱいソースをかけました。給食でも子どもたちに大人気の献立です。
~油淋鶏(1人分)~
【材料】
揚げ油:適量 鶏もも肉80g かたくり粉:13g
【A】にんにく:0.5g しょうが:1g しょうゆ:2g 酒:2g
【B】ねぎ:10g にんにく:0.5g しょうが:1g 七味唐辛子:0.02g 酢:1.3g 砂糖:2g しょうゆ:5g
オイスターソース:1g はちみつ:0.5g ごま油0.5g
【作り方】
1.にんにく・しょうがはそれぞれすりおろしておく。ねぎはみじん切りにしておく。
2.鶏もも肉はAの調味料に漬け込む。
3.2にかたくり粉をつけて、160℃の油でカラッと揚げる。
4.Bの調味料を合わせて加熱し、甘酢タレを作る。
5.3に4をかける。
★豆知識★ 油淋鶏と唐揚げの違いって?
油淋鶏とは、中国語で「油」=料理油、「琳」=注ぐという意味で、日本では揚げた鶏肉に刻んだ長ネギが入った甘酸っぱいタレをかけるのが一般的ですが、本場中国では衣をつけず、鶏肉は骨付きでタレがかかっていないそうです。ちなみに唐揚げは、肉に限らず魚や野菜なども唐揚げにできます。それら食材に下味をつけて、小麦粉や片栗粉を薄くまぶして揚げた料理のことを言います。
◆韓国風肉じゃが ~4月~
【一人分栄養価】エネルギー697kcal・たんぱく質26.3g・脂質18.5g・炭水化物114.4g・食塩相当量2.7g
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清見オレンジ
4月の学校給食メニューは『韓国風肉じゃが』です。トウバンジャンやコチュジャンを効かせたごま油が香る、ちょっとピリ辛なご飯が進む肉じゃがです。
~韓国風肉じゃが(1人分)~
【材料】
ごま油:適量 ねぎ:12g トウバンジャン:0.1g コチュジャン:0.5g 油:適量 にんにく:0.5g しょうが:1g
豚こま肉:80g にんじん:20g たまねぎ:40g じゃがいも: 120g こんにゃく : 25g だし汁:40g
砂糖:3g しょうゆ:8g みりん:2g にら:8g
【作り方】
1.にんじん・じゃがいもは厚いちょう切り、たまねぎはくし形切り、にらは1.5センチに切っておく。
2.ねぎはごま油で炒める。トウバンジャン・コチュジャンを入れて軽く炒め、取り出しておく。
3.2を炒めたところへ、油を入れて熱し、にんにく・しょうがを炒める。
4.3に豚こま肉・たまねぎ・にんじんを加えて炒め、たまねぎが透き通ってきたらだし汁・こんにゃく・じゃがいもを入れて煮て、調味料を加える。
5.最後ににらを加えて加熱し、仕上げに2を加える。
★豆知識★ 肉じゃがのルーツはあの人?
肉じゃがのルーツはかつて東郷平八郎元帥がイギリス留学中に食べた「ビーフシチュー」を艦上食として作るよう部下に命じ、調理員が当時貴重であった赤ワインの代わりにしょうゆを入れるなどして試行錯誤を重ねた結果生まれた料理であるという説があります。その作り方は当時の海軍厨業管理教科書に載せられていたといいます。その後、昭和40年代に女性雑誌で「肉じゃが」として紹介されて家庭料理として広まったそうです。