葛飾区役所庁内食堂で学校給食メニューが食べられます(令和5年度)
~学校給食メニューをお楽しみください~
毎月19日の食育の日にちなみ、区立小・中学校の学校給食メニューを取り入れた日替わりランチを提供しています。(1日50食限定)
成人を対象としているため、主食量・主菜量(魚の切り身の大きさ等)の変更、味付け・副菜等の組み合わせについては調整しております。また、このメニューでは飲用牛乳はついておらず、食器も学校給食で使用しているものとは異なります。
【会場】葛飾区役所1階庁内食堂(立石5‐13‐1)
【金額】1食650円
※昨今の物価高騰や東京都最低賃金の引上げなど厳しい社会情勢が続いていることから、2023年10月2日より価格改定(値上げ)されました。
【日時】午前11時~午後2時
毎月19日(19日が土・日曜日、祝日の場合は前開庁日となります)
◆チキン南蛮 ~3月~
【一人分栄養価】エネルギー782kcal・たんぱく質49.3g・脂質25.9g・炭水化物85g・食塩相当量4.2g
3月の学校給食メニューは『チキン南蛮』です。ジューシーなチキンに、甘酸っぱい南蛮ダレと濃厚なタルタルソースの絶妙なコンビネーションは、一度食べたらやみつきです。
~チキン南蛮(1人分)~
【材料】
揚げ油:適量 とりもも肉:80g [A]塩:0.35g こしょう:0.03g 酒:2g 小麦粉:4g でん粉:2g ベーキングパウダー:0.1g たまご:6g
●南蛮ダレ
しょうゆ:5g みりん:1.2g さとう:2.5g 酢:2.5g [B]塩:0.05g 七味唐辛子:0.05g
●タルタルソース
たまねぎ:9g マヨネーズ:4.5g ゆでたまご:15g パセリ:0.2g [C]塩:0.1g 水:2g
【作り方】
1.たまねぎ・パセリ・ゆでたまごはみじん切りにする。
2.とりもも肉に、[A]塩・こしょう・酒をふって30分以上置いておく。
3.鍋にしょうゆ・みりん・さとう・酢・[B]塩・七味唐辛子を合わせて加熱し、南蛮ダレを作る。
4.鍋にたまねぎ・マヨネーズ・ゆでたまご・パセリ・[C]塩・水を合わせ、混ぜ合わせながら弱火で加熱し、タルタルソースを作る。
5.とりもも肉に小麦粉・でん粉・ベーキングパウダーを合わせたものをまぶして溶きたまごにくぐらせ、170℃の油で揚げる。
6.揚げたとりもも肉を南蛮ダレに30秒くぐらせる。
7.食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付け、上からタルタルソースをかけて仕上げる。
★豆知識★ “チキン南蛮”のおはなし
“チキン南蛮”は宮崎県の郷土料理です。とり肉に衣をつけて油で揚げたものを甘酢のタレにひたし、上からタルタルソースをかけた料理です。「南蛮」とは、戦国時代にやってきたポルトガル人やポルトガル人が伝えた文化のことをいいます。その食文化の中に唐辛子が入った甘酢に漬け込んだ「南蛮漬け」という料理があり、とり肉を南蛮漬けにすることから“チキン南蛮”という名前がついたそうです。
◆とり肉と大根のうま煮 ~2月~
【一人分栄養価】エネルギー628kcal・たんぱく質39.2g・脂質17.5g・炭水化物73.8g・食塩相当量2.8g
2月の学校給食メニューは、『とり肉と大根のうま煮』です。甘辛味の柔らかな大根に、とり肉のうま味がじんわりしみ込んだご飯のすすむ一品です。
~とり肉と大根のうま煮(1人分)~
【材料】
とりもも肉:20g [A]しょうゆ:1g たまご:25g(1/2個) 大根:70g さといも:20g こんにゃく:20g ねぎ:10g しょうが:0.9g 水:25g [B]しょうゆ:8g 中ざらめ糖:4g 酒:2g さやいんげん:5g お米のとぎ汁:適量
【作り方】
1.とりもも肉は2~3センチメートル角に切り、[A]のしょうゆと合わせて揉みこみ、下味をつける。
2.大根・さといもは厚めのいちょう切り、こんにゃくは色紙切り、ねぎはななめ小口切り、しょうがはせん切り、さやいんげんは下ゆでする。
3.たまごはゆでたまごを作り、殻をむいて半分に切っておく。
4.大根は米のとぎ汁で下煮し、取り出しておく。
5.鍋にねぎ・しょうがを敷き、とりもも肉・大根・さといも・こんにゃくを入れ、水・[B]しょうゆ・中ざらめ糖・酒を加えて大根が柔らかくなるまでコトコト煮る。
6.お皿に盛りつけてさやいんげんを散らし、ゆでたまごをのせる。
★豆知識★ “大根”のおはなし
大根の旬は11~2月の間で、最も多く出回っているのは「青首大根」といわれる種類です。品種改良が進み、一年を通して手に入れることができますが、寒い時期は甘みがあり、みずみずしく、春夏に出回るものは辛味が強い傾向があります。 また、大根は部位によって味に違いがあります。葉に近い部分は硬くて辛味が少なくサラダなどに向いています。中心部は甘みが強く、下の部分は辛味が強いです。
◆カレーピラフのクリームソースがけ ~全国学校給食週間(5):給食の人気メニュー
【一人分栄養価】エネルギー702kcal・たんぱく質23.1g・脂質19.0g・炭水化物107.3g・食塩相当量4.2g
全国学校給食週間最終日のメニューは、『カレーピラフのクリームソースがけ』です。普通のカレーとは色味が逆転している、いわゆる"逆カレー"で、見た目も爽やかで楽しい一品です。カレー味のピラフとクリームソースは相性バツグンです。
~カレーピラフのクリームソースがけ(1人分)~
【材料】
[A]水:46g 鶏ガラ:12g 粉ローリエ:0.03g 米:90g [B]水:108g [A]たまねぎ:22g にんじん:15g バター:1.4g [A]塩:1.1g カレー粉:0.78g [A]サラダ油:3g バター:2g 小麦粉:7g [B]サラダ油:3g [B]たまねぎ:38g 鶏こま肉:23g マッシュルーム水煮:10g エリンギ:8g しめじ:8g (凍)むきえび:20g [B]塩:1.1g こしょう:0.03g 牛乳:50g 生クリーム:2.8g
【作り方】
1.鍋に[A]水・鶏ガラ・粉ローリエを合わせて火にかけ、スープをとる。
2.[A]たまねぎ・にんじんはみじん切り、[B]たまねぎ・マッシュルームはスライス切り、エリンギはせん切り、しめじは石づきを取り小房に分ける。
3.米を洗米し、[B]水・[A]たまねぎ・にんじん・バター・[A]塩・カレー粉を加えて炊く。
4.フライパンに[A]サラダ油・バターを合わせて加熱し、小麦粉を少量ずつ振り入れながら炒め、ルーを作る。
5.別の鍋に[B]サラダ油を熱し、[B]たまねぎ・鶏こま肉・きのこ類・えびを炒め、[B]塩・こしょうで味を調える。
6.1のスープを加えて煮立て、牛乳・ルーを加える。
7.仕上げに生クリームを加える。
8.炊きあがったご飯を盛り付け、クリームソースをかける。
★豆知識★ “世界三大料理”を知っていますか?
ピラフはトルコで生まれたお米料理です。トルコは昔、広大な領土をもち600 年以上も続いたオスマン帝国の時代がありました。オスマン帝国の皇帝は、皇帝にふさわしい高貴な食事をするために領土の中のさまざまな地域から食材や調理法を取り寄せて宮廷の料理人に腕を競わせました。そのため料理の味が磨かれ、今ではトルコ料理は、フランス料理、中国料理と並ぶ「世界三大料理」の1つといわれています。
◆サンジの心意気チャーハンとまかないスープ ~全国学校給食週間(4):おはなし給食
【一人分栄養価】エネルギー776kcal・たんぱく質32.3g・脂質24.6g・炭水化物101.1g・食塩相当量4.3g
全国学校給食週間4日目のメニューは、『サンジの心意気チャーハン』と『まかないスープ』です。大人気マンガ“ONE PIECE”に登場する料理を実際に作ってみました。このように、教科書や絵本などに登場する料理を実際に作り、給食で提供することを「おはなし給食」と言います。本の世界と現実の世界が結びつくという楽しさを実感したり、主人公や登場人物の思いや考えを感じたりすることを目的に実施されています。
~サンジの心意気チャーハン(1人分)~
【材料】
米:90g 水:109g バター:2g 塩:0.5g [A]サラダ油:0.5g たまご:25g [B]サラダ油:0.5g 鶏こま肉:15g たまねぎ:40g にんじん:20g マッシュルーム:8g 塩:1g あらびき黒こしょう:0.01g しょうゆ:2.5g コンビーフ缶詰:10g 万能ねぎ:3g
【作り方】
1.米を洗米し、分量の水・バター・塩を加えて炊く。
2.たまねぎ・にんじんはみじん切り、マッシュルームはスライス切り、万能ねぎは小口切りにする。
3.フライパンに[A]サラダ油を熱して溶きたまごを加え、炒り卵を作り、一度取り出しておく。
4.フライパンに[B]サラダ油を熱し、鶏こま肉・たまねぎ・にんじん・マッシュルームを順に炒める。火が通ってきたら、塩・こしょう・しょうゆを加えて味を調え、コーンビーフを加える。
5.炊きあがったご飯に炒り卵・具を混ぜ合わせ、仕上げに万能ねぎを散らす。
~まかないスープ(1人分)~
【材料】
水:140g 鶏ガラ:20g だし昆布:0.2g メバル:50g 白ワイン:1.5g 塩:0.2g サラダ油:1g セロリー:1g かぶ:35g たまねぎ:15g じゃがいも:30g かぶ葉:10g 塩:0.8g こしょう:0.03g しょうゆ:1g レモン:2.5g
【作り方】
1.鍋に水・鶏ガラ・だし昆布を合わせて火にかけ、スープをとる。
2.メバルは角切りにし、白ワイン・塩をふり、下味をつける。
3.セロリーは粗目のみじん切り、かぶ・たまねぎはくし切り、じゃがいもは厚めのいちょう切り、かぶ葉は2センチメートル幅、レモンはいちょう切りにする。
4.鍋にサラダ油を熱してセロリーを炒め、香りがしてきたらメバルを加える。
5.かぶ・たまねぎ・じゃがいも・かぶ葉を加えてサッと炒めたら、スープを加える。
6.塩・こしょう・しょうゆを加えて味を調え、仕上げにレモンを加える。
★豆知識★ 「チャーハン」と「ピラフ」の違いってなぁに??
チャーハンは、炊いたご飯を具材と炒めて作りますが、ピラフは生米と具材を炒めてからスープで炊く、というものです。給食では、人数分のご飯を炒めてチャーハンを作ることができないので、中華味で炒めたにんじん・ねぎ・お肉などをご飯に混ぜ込んで作っています。
◆葛飾だんご汁 ~全国学校給食週間(3):葛飾区の郷土料理
【一人分栄養価】エネルギー633kcal・たんぱく質26.1g・脂質6.4g・炭水化物115.5g・食塩相当量3.4g
全国学校給食週間3日目のメニューは、『葛飾だんご汁』です。だんご汁は葛飾区の郷土料理です。 だんご汁のだんごは、米粉(上新粉)と小麦粉を水で溶いて練って丸めたものです。 それを肉や野菜と一緒にしょうゆ味の汁で煮込んだ料理がだんご汁です。 葛飾区は、東京都の中でも野菜が豊富に収穫できることから、地元の野菜をたっぷり入れただんご汁を食べる風習がありました。
~葛飾だんご汁(1人分)~
【材料】
水:140g けずり節:4g 鶏こま肉:5g にんじん:10g 大根:20g ごぼう:5g 油揚げ:5g えのきたけ:5g ねぎ:10g 小松菜:5g (凍)白玉だんご:20g 塩:0.5g しょうゆ:3g 酒:0.8g
【作り方】
1.鍋に水とけずり節を合わせて火にかけ、だし汁をとる。
2.にんじん・大根はいちょう切り、ごぼうは斜め小口切り、油揚げは短冊切り、えのきたけ・小松菜は2.5センチメートル幅、ねぎは小口切りにする。
3.白玉だんご・小松菜はそれぞれゆで、水気をきっておく。
4.だし汁を煮立て、鶏こま肉・にんじん・大根・ごぼう・油揚げ・えのきたけを加えて煮る。
5.火が通ったら、塩・しょうゆ・酒を加えて味を調える。
6.仕上げに白玉だんご・ねぎ・小松菜を加える。
★豆知識★ “葛飾の伝統野菜”…いくつ知っていますか?
葛飾を代表する野菜といえば“小松菜”を思い浮かべる方が多いと思います。東京23区の中でも数少ない農業地帯として知られている葛飾区には、小松菜以外にもたくさんの伝統野菜があります。金町コカブ(金町地区)・千住ネギ(金町・水元・新宿地区)・本田ウリ(本田・立石地区)・亀戸大根(奥戸・金町地区)・中野甘藍(細田・奥戸地区)…。みなさんはいくつ知っていましたか?
◆大根おろしスパゲティ ~全国学校給食週間(2):旬の大根を使ったメニュー
【一人分栄養価】エネルギー849kcal・たんぱく質27.4g・脂質25.7g・炭水化物123.7g・食塩相当量4.5g
全国学校給食週間2日目のメニューは、『大根おろしスパゲティ』です。旬の大根をたっぷり使った和風のスパゲティです。大根おろしでパスタのソースを作るなんて聞き慣れないかもしれませんが、子供たちが好きなツナも入っていて、パクパク食べてくれます。
~大根おろしスパゲティ(1人分)~
【材料】
スパゲティ:75g サラダ油:2.2g 有塩バター:2g 大根:70g オイルツナ:30g しめじ:9g 酢:4g さとう:0.8g 塩:1.3g しょうゆ:8.2g 刻みのり:1g
【作り方】
1.大根はすりおろし、軽く水気をきっておく。しめじは石づきを取り、小房に分ける。
2.大根おろし・オイルツナ・しめじを合わせて炒め、酢・さとう・塩・しょうゆを加え、大根の辛味が甘味に変わるまで加熱し、パスタソースを作る。
3.小鍋にサラダ油・バターを合わせて火にかけ、バターを溶かしておく。
4.スパゲティをゆで、3のバターをまぶす。
5.スパゲティを盛り付けて2のパスタソースをかけ、刻みのりを散らす。
★豆知識★ “大根”のおはなし
大根は一年を通してお店に並んでいますが、冬が旬の野菜です。体の調子を整える“ビタミンC”がたくさん含まれています。また、消化を助けてくれる“アミラーゼ”という酵素も含まれているので、胃や腸の働きを整え、食欲をアップさせてくれます。
◆深川飯 ~全国学校給食週間(1):東京都の郷土料理~
【一人分栄養価】エネルギー787kcal・たんぱく質35.6g・脂質24.3g・炭水化物102.8g・食塩相当量4.3g
全国学校給食週間1日目のメニューは、『深川飯』です。アサリの香りと出汁を生かした、江戸の庶民の味と言われている伝統の炊き込みご飯です。深川飯の深川とは、今の江東区にある地域の名前です。昔この地域は海で、アサリなどの貝がたくさんとれました。そこで、深川の漁師たちが、漁の合間にさっと食べられるようにと考えられたのが始まりだそうです。
~深川飯(1人分)~
【材料】
(凍)アサリ:15g しょうが:0.25g [A]しょうゆ:0.32g サラダ油:1g 鶏こま肉:10g にんじん:8g ごぼう:8g 油揚げ:8.2g さとう:1.6g [B]しょうゆ:6.3g みりん:1g 酒:1g こねぎ:3g 米:78g もち米:8g [C]しょうゆ:1.2g 塩:0.32g 水+煮汁:105g
【作り方】
1.しょうがはすりおろし、にんじんは短い短冊切り、ごぼうはささがき、油揚げは短冊切り、こねぎは小口切りにする。
2.アサリは解凍し、しょうが・[A]しょうゆと合わせて下味をつける。
3.フライパンにサラダ油を熱し、鶏こま肉・にんじん・ごぼう・油揚げを炒める。
4.さとう・[B]しょうゆ・みりん・酒を加えて、具材が煮えたら、具と煮汁にわける。
5.米・もち米は洗米し、[C]しょうゆ・塩・水+煮汁を加えて炊く。
6.炊きあがったご飯と具を混ぜ合わせ、こねぎを散らす。
★豆知識★ 『全国学校給食週間』とは…。
学校給食は、明治22年に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。戦後、栄養失調の子供たちを救うために、昭和21年12月24日に外国からの援助で給食が再開されたことから、この日を「学校給食感謝の日」としましたが、冬休みに入ってしまうため、1か月後の1月24日からの1週間を「全国学校給食週間」とすることが決まりました。学校給食週間では、給食の意義や役割について児童生徒や教職員、保護者や地域住民の理解を深め関心を高めるため、全国で様々な行事が行われます。葛飾区の小・中学校でも工夫を凝らした給食が提供されます。
◆れんこん入り煮込みハンバーグ ~1月~
【一人分栄養価】エネルギー717kcal・たんぱく質31.5g・脂質22.1g・炭水化物95.8・食塩相当量5.9g
1月の学校給食メニューは、『れんこん入り煮込みハンバーグ』です。ハンバーグにちょっぴり甘めのケチャップソースが絡んで、子供はもちろん、大人にも人気の献立です。(※実施日当日は調理の都合上、しょうゆベースの和風ソースで作りました。)
~れんこん入り煮込みハンバーグ(1人分)~
【材料】
水:18g 鶏ガラ:1.5g 豚骨:1.5g 豚ひき肉:30g 鶏ひき肉:15g 大豆:3g れんこん:25g 白ごま:2g [A]サラダ油:1g [A]たまねぎ:30g (乾)パン粉:10g たまご:8g 牛乳:7g 塩:0.35g こしょう:0.03g ナツメグ粉:0.11g [B]サラダ油:1g [B]たまねぎ:25g マッシュルーム水煮:8g ケチャップ:7.5g 中濃ソース:6g さとう:0.33g 洋からし:0.02g 赤ワイン:2g
【作り方】
1.鍋に水・鶏ガラ・豚骨を合わせて火にかけ、スープをとる。大豆はゆで、粗目のみじん切りにする。
2.[A]たまねぎはみじん切り、[B]たまねぎはスライス状に切る。フライパンに[A]サラダ油を加熱し、[A]たまねぎを炒め、冷ましておく。
3.れんこんの半分はみじん切りにして炒め、半分はすりおろす。
4.ボウルに豚ひき肉・鶏ひき肉・大豆・れんこん・白ごま・[A]たまねぎ・パン粉・たまご・牛乳・塩・こしょう・ナツメグ粉を合わせてよく捏ねる。
5.1人分ずつ丸めて形を整え、両面に焼き色がつくくらいまで焼く。
6.フライパンに[B]サラダ油を熱し、[B]たまねぎ・マッシュルームを炒める。1のスープとケチャップ・中濃ソース・さとう・洋からし・赤ワインを加え、味を調える。
7.ハンバーグを加え、中心に火が通るまで煮込む。
8.ハンバーグを盛り付け、煮詰めたソースをかける。
★豆知識★ “れんこん”ってどんな野菜??
れんこんは冬が旬の野菜で、シャキシャキとした食感が特徴です。れんこんは穴が開いているため「見通しがきく」とされ、縁起物として欠かせない野菜であり、日本の食文化を担ってきた野菜です。
◆スンドゥブチゲ ~12月~
【一人分栄養価】エネルギー764kcal・たんぱく質37.6g・脂質21.1g・炭水化物100.6g・食塩相当量3.8g
12月の学校給食メニューは、『スンドゥブチゲ』です。熱々のスープとキムチの辛味との相乗効果で、寒い季節にピッタリの体が温まる献立です。肉や魚介類と野菜がたっぷり食べられる栄養満点の人気献立です。
~スンドゥブチゲ(1人分)~
【材料】
サラダ油:1g 豚こま肉:20g 塩:0.1g こしょう:0.01g (凍)いか短冊:15g 酒:1.2g 白菜キムチ:15g にんじん:10g たまねぎ:30g 水:140g 白菜:10g にんにく:0.2g コチュジャン:2g さとう:0.5g しょうゆ:1g 赤みそ:4g 絹ごしどうふ:35g にら:5g
【作り方】
1.にんにくはすりおろす、にんじんはいちょう切り、たまねぎはくし切り、白菜・白菜キムチは短冊切り、絹ごしどうふは色紙切り、にらは3cm幅に切る。
2.(凍)いか短冊はゆでて解凍し、酒をふっておく。
3.サラダ油を熱して豚こま肉を炒め、塩・こしょうで下味をつける。
4.白菜キムチ・にんじん・たまねぎを加えて炒める。
5.水を加えて一煮立ちさせ、いか短冊・白菜を加えて煮る。
6.にんにく・コチュジャン・さとう・しょうゆ・赤みそを加えて味を整え、絹ごしどうふ・にらを加えて仕上げる。
★豆知識★
スンドゥブチゲは韓国の定番料理で、とうがらしの辛みが効いたアツアツのスープととうふをいただくなべ料理です。スンドゥブとは韓国語で「柔らかいとうふ」を意味し、日本のおぼろどうふと同じ柔らかさなのだそうです。
◆小松菜ご飯と肉どうふ ~11月~
【一人分栄養価】エネルギー704kcal・たんぱく質30.1g・脂質20.5g・炭水化物95.9g・食塩相当量3.1g
11月の学校給食メニューは、『小松菜ご飯』と『肉どうふ』です。東京23区の中でも数少ない農業地帯として知られている葛飾区。区内で年間通して栽培されている小松菜の収穫量は、都内でもトップクラスです。給食では年1回、JA東京スマイルの協力のもと無償で小松菜を提供していただき、“区内一斉小松菜給食”を実施しています。『小松菜ご飯』は、成長期の子供たちに欠かすことのできないカルシウムがたっぷりとれる栄養満点の献立です。
ジュワッと甘辛のお肉と味の染みた豆腐が美味しい『肉どうふ』は、肌寒くなってきた季節にピッタリの人気の献立です。
~小松菜ご飯(1人分)~
【材料】
[A]米:85g 水:112g 酒:0.2g だし昆布:2g 塩:0.2g
[B]サラダ油:0.5g 小松菜:35g 塩:0.2g こしょう:0.01g しょうゆ:3.4g
白ごま:1g チリメンジャコ:2g
【作り方】
1.[A]の米を洗米し、水・酒・だし昆布・塩を加えて炊く。
2.白ごまとチリメンジャコはそれぞれから炒りする。
3.1センチメートル幅に切った小松菜をゆで、水気をしっかりきっておく。
4.[B]のサラダ油を熱して小松菜を炒め、塩・こしょう・しょうゆを加えて味を整える。
5.炊きあがったご飯に小松菜・ごま・チリメンジャコを混ぜ合わせる。
~肉どうふ(1人分)~
【材料】
[A]水:12g だし昆布:0.1g けずり節:0.8g
[B]豚こま肉:30g 酒:1g
サラダ油:1g しらたき:20g たまねぎ:16g にんじん:16g 白菜:60g さとう:5.2g しょうゆ:12.4g 酒:1.2g 塩:0.24g みりん:1.2g 木綿どうふ:90g 小松菜:10g 七味唐辛子:0.01g
【作り方】
1.[A]の水・だし昆布・けずり節を合わせて火にかけ、だし汁をとる。
2.[B]の豚こま肉に酒をふっておく。
3.しらたきは5センチメートル幅、たまねぎはくし切り、にんじん・白菜は短冊切り、小松菜は1.5センチメートル幅、とうふは大きめに切っておく。
4.しらたき・小松菜・とうふはそれぞれ下ゆでし、水気をきっておく。
5.サラダ油を熱し、しらたき・たまねぎ・豚こま肉・にんじんを加えて炒め、だし汁を加えて煮る。
6.にんじんが煮えたら白菜・とうふ・調味料を加え、味がしみるように弱火で煮る。
7.仕上げに小松菜を加える。
8.お皿に盛り付け、お好みで七味唐辛子をふる。
★豆知識★ “和食の日”を知っていますか??
平成25年、日本人の伝統的な食文化である『和食』がユネスコ無形文化遺産に登録されました。11月24日は「いい日本食」という語呂合わせから「和食の日」とされています。日本は、海や山などの豊かな自然に恵まれており、新鮮な旬の食材やうまみたっぷりの発酵食品があります。そして、ごはんを中心とした食事は栄養バランスも良く、和食は日本が世界に誇る文化のひとつです。日本の秋は実りの季節であり、自然に感謝し、来年の豊作を祈る祭りなどが全国各地で行われます。そんな秋の日に和食文化について認識を深め、改めて大切さに気づいてほしいという思いがこめられているそうです。
◆さんまご飯 ~10月~
【一人分栄養価】エネルギー662kcal・たんぱく質17.7g・脂質15.8g・炭水化物106.9g・食塩相当量1.5g
10月の学校給食メニューは、秋を代表するさんまを使った『さんまご飯』です。さんまはでんぷんをつけて揚げてから蒲焼風に調味するので魚臭さが消え、ご飯によくなじんでおいしくなります。さんまを開いて短冊切りにするので、骨が気にならず、魚嫌いな子供たちも抵抗なく食べられ、残食もほとんどありません。
~さんまご飯(1人分)~
【材料】
[A]米:90g 酒:2g 水:110g
[B]さんま:40g しょうが:1g でんぷん:10g 揚げ油:適量
[C]さとう:6g 酒:2.5g しょうゆ:6g みりん:4g しょうが:1g
[D]サラダ油:1g たまご:20g
白ごま:2g さやいんげん:5g
【作り方】
1.[A]の米を洗米し、酒・水を加えてご飯を炊く。
2.さやいんげんは下ゆでし、斜め小口切り、さんまは短冊切りにする。
3.[B]のしょうがをすりおろし、さんまをしょうが汁につけ込む。
4.[C]のしょうがをすりおろし、さとう・酒・しょうゆ・みりんを合わせて火にかけ、沸騰したらしょうが汁を加え、タレを作る。
5.しょうが汁につけ込んださんまに[B]のでんぷんをまぶして180℃の油で揚げ、タレにつける。
6.[D]のたまごを溶きほぐし、サラダ油を熱し、炒り卵を作る。
7.炊きあがったご飯にさんま・白ごま・炒り卵を混ぜ合わせて器に盛り、上からさやいんげんを散らす。
★豆知識★ 「〇〇の秋」と言えば…?
秋は何を楽しむにもよい季節ですが、欠かせないのは「食欲の秋」ではないでしょうか?秋になると食欲がわくのは、おいしい食べ物がたくさん出回るため、夏の暑さで疲れた体を元気にするため、寒い冬に向けて栄養を蓄えようとするため、といった理由が考えられるそうです。
◆チキンチキンごぼう ~9月~
【一人分栄養価】エネルギー958kcal・たんぱく質32.3g・脂質25.4g・炭水化物141.4g・食塩相当量2.3g
9月の学校給食メニューは『チキンチキンごぼう』です。山口県の学校給食から生まれたメニューで、今では山口県民のソウルフードと呼ばれているそうです。一口サイズの鶏のから揚げとごぼうを甘辛いタレでからめたご飯に合う一品です。リズミカルなネーミングで使用されている食材もわかりやすく、給食の大人気メニューだそうです。葛飾区内の小・中学校でも人気のメニューで、子供たちだけでなく先生方からもリクエストがあがる一品です。
~チキンチキンごぼう(1人分)~
【材料】
ごぼう:25g れんこん:10g (冷)むき枝豆:5g 白ごま:1g でん粉:10g 揚げ油:適量
[A]鶏もも肉:50g こしょう:0.01g
[B]しょうゆ:3g さとう:2.2g 酒:3g みりん:4g
【作り方】
1.ごぼうは厚さ3ミリメートルくらいの斜め切りにし、水につけてアクをぬいた後、下茹でする。
2.れんこんは小さめの乱切りにし、酢水につけてアクをぬく。
3.(冷)枝豆はゆでて解凍する。
4.[A]の鶏もも肉は一口大の角切りにし、こしょうをふって下味をつける。
5.ごぼう・れんこん・鶏もも肉にでん粉をつけ、180℃の油できつね色になるまで揚げる。
6.[B]のしょうゆ・さとう・酒・みりんを合わせて煮立たせ、タレを作る。
7.タレに揚げたごぼう・れんこん・鶏もも肉・むき枝豆・白ごまを加えて混ぜ合わせる。
★豆知識★
ごぼうは、平安時代に中国から薬草として日本へ伝来したといわれています。ごぼうを食べるのは世界でも日本だけといわれてきましたが、近年では台湾や韓国などアジアでも食べられるようになり、ヨーロッパでの関心も高まっているそうです。みなさんご存知の通り、食物繊維の含有量は根菜類の中では群を抜いて多いのが特徴です。
◆ねぎ塩豚丼 ~8月~
【一人分栄養価】エネルギー708kcal・たんぱく質28.2g・脂質21.1g・炭水化物97.3g・食塩相当量2.6g
8月の学校給食メニューは『ねぎ塩豚丼』です。ねぎとごま油の香り、レモンの酸味が効いたタレがジューシーな豚バラ肉に絡み、ご飯とよく合います。サッパリとした味付けで、暑さで食欲が落ちてしまいがちな夏にピッタリのメニューです。
~ねぎ塩豚丼(1人分)~
【材料】
[A]米:90g 水:105g
[B]豚こま肉:45g ねぎ:6g ごま油:0.8g 塩:0.5g
[C]サラダ油:0.6g にんにく:1.2g ごま油:1g ねぎ:12g たまねぎ:35g にんじん:12g キャベツ:25g もやし:35g ニラ:10g 酒:2g 水:4g 塩:0.8g 黒こしょう:0.02g レモン果汁:0.7g 白ごま:1.5g
[D]でん粉:0.5g 水:1g
【作り方】
1.[A]の米を洗米し、水を加えてご飯を炊く。
2.[B]のねぎは粗みじん切りにし、豚こま肉・ごま油・塩と合わせてしばらく置き、豚肉に下味をつける。
3.[C]のにんにくはみじん切り、ねぎは斜め小口切り、たまねぎはスライス、にんじんはせん切り、キャベツは短冊切り、ニラは2センチメートル幅に切る。
4.[C]のサラダ油を熱し、にんにくを炒める。香りがしてきたら[B]の肉を加えてさらに炒め、一旦取り出しておく。
5.[C]のごま油を熱し、ねぎ・たまねぎ・にんじん・キャベツを順に加えて炒め、取り出しておいた肉・もやしを加えてさらに炒める。
6.ニラを加えて炒め、酒・水・塩・黒こしょう・レモン果汁を加えて味を調える。
7.乾煎りした白ごまを加え、[D]の水溶きでん粉でとろみをつける。
8.ご飯を器に盛り、具をのせる。
★豆知識★ 豚肉パワーで夏バテ予防!!
豚肉には、夏バテを予防する「ビタミンB1」という栄養がたくさん含まれています。今回の豚丼には、にんにく・たまねぎ・ニラといった、香りの強い野菜が一緒に入っています。こうすることで、ビタミンB1を無駄なく体に取り入れることができます。
◆なすとトマトのスパゲティ ~7月~
【一人分栄養価】エネルギー661kcal・たんぱく質19.9g・脂質30.2g・炭水化物75.2g・食塩相当量3.2g
7月の学校給食メニューは『なすとトマトのスパゲティ』です。なすとトマトソースの相性は抜群です。なすは多めの油でしっかりと炒め、甘みを引き出してからトマトソースに加えて煮込みます。なすは子どもたちにあまり好まれない野菜ですが、ケチャップ味のソースに合わせることで抵抗なく食べてもらえるように工夫しています。
~なすとトマトのスパゲティ(1人分)~
【材料】
スパゲティ:70g なす:40g にんにく:0.08g セロリ:6g 玉ねぎ:35g ベーコン:5g 豚こま肉:15g オイルツナ:10g トマトケチャップ:14g トマトピューレ:3.5g ホールトマト:55g 赤ワイン:1g 三温糖:0.8g 中濃ソース:4.7g 食塩:0.5g こしょう:0.01g オリーブ油:2g パセリ0.5g
[A]サラダ油:1g [B]サラダ油:4g
【作り方】
1.にんにく・パセリはみじん切り、セロリ・玉ねぎはスライス、ベーコンは短冊切り、なすは半月切りにして水に浸しておく。
2.鍋に[A]のサラダ油を熱し、にんにく・セロリを炒める。香りがしてきたら玉ねぎ・ベーコン・豚こま肉を加え、さらに炒める。
3.トマトケチャップ・トマトピューレ・ホールトマト・赤ワイン・三温糖・中濃ソース・塩・こしょうを加え、よく煮込む。
4.フライパンに[B]のサラダ油を熱し、水気をきったなすを加え、炒める。
5.たっぷりのお湯を沸かしスパゲティをゆで、オリーブ油をまぶしておく。
6.3に炒めたなす・ツナを加え、仕上げにパセリを加える。
7.5のスパゲティをお皿に盛り、ソースをかける。
★豆知識★『夏野菜(なす・トマト・きゅうりなど)』を食べるとどんな効果があるの??
夏野菜は水分が多く、体を冷やす働きがあります。また、色の濃い野菜の色素には抗酸化作用があるものが多く、夏の日差しを浴びた肌のダメージを軽減してくれます。夏に夏野菜を食べるのは理にかなったことと言えます。
◆親子丼と磯香梅和え ~6月~
【一人分栄養価】エネルギー684kcal・たんぱく質34.0g・脂質12.4g・炭水化物104.9g・食塩相当量3.3g
6月の学校給食メニューは、『親子丼』と『磯香梅和え』です。親子丼は“父の日(親と子)”、磯香梅和えは“梅雨(梅)”といったように季節の出来事からイメージしました。デザートには児童・生徒にも人気のあるこの時期だけに登場する『あじさいゼリー』をつけました。
給食メニューは、各校の栄養士が季節の行事・旬の食材・食文化・栄養など様々なことを考慮し、作成しています。
~親子丼(1人分)~
【材料】
[A]米:95g 水:111g サラダ油:0.7g
[B]水:50g けずり節:0.5g
[C]鶏こま肉:40g 玉ねぎ:50g しょうゆ:10g みりん:3g さとう:4g 食塩:0.1g 小松菜:12g たまご:40g
【作り方】
1.[A]の米を洗米し、水とサラダ油を加えてご飯を炊く。
2.[B]の水を沸騰させ、けずり節を加えて火を止め、こしてだし汁をとる。
3.玉ねぎはくし切り、小松菜は2センチメートル幅に切り、下ゆでしておく。
4.たまごは割って溶きほぐす。
5.だし汁にしょうゆ・みりん・さとう・食塩を加えて味を調え、玉ねぎ・鶏こま肉を加えて煮る。
6.下ゆでした小松菜を加えたら溶き卵を加え、加熱する。
7.6をご飯にのせる。
~磯香梅和え(1人分)~
【材料】
キャベツ:30g もやし:20g 小松菜:15g にんじん:5g 糸削り節:0.5g 刻みのり:0.5g しょうゆ:2.5g だし汁:1.3g 梅ペースト:1g
【作り方】
1.キャベツは短冊切り、小松菜は2センチメートル幅、にんじんはせん切りにする。
2.糸けずり節はから炒りする。
3.しょうゆ・だし汁・梅ペーストを合わせて加熱し、タレを作る。
4.一煮立ちさせたら火を止めてあら熱をとり、冷蔵庫で冷ます。
5.キャベツ・もやし・小松菜・にんじんはゆでて水冷し、水気をきる。
6.ゆでた野菜に糸削り節・刻みのりを混ぜ合わせ、タレを加えて味を調える。
★豆知識★ 『安心・安全でおいしい給食を作るためのルール』
梅雨の時期は気温や湿度が上がって、食中毒が発生しやすくなります。給食を作る上でも食中毒を防ぐために様々なルールがあるのでいくつか紹介します。
《ルール1》食材は、果物以外は全て加熱する!!
→和え物やサラダ用の野菜もゆでたあと水冷し、重しをして水気をしぼります。
《ルール2》加熱調理をする食品は、既定の温度まで加熱されているか温度を確認する!!
→中心温度計を用い、中心部が75度で1分以上加熱されていることを確認し、温度と時間を記録します。
《ルール3》原材料・加工食品及び調理済み食品を食品ごとに50g程度ずつ採取し、専用冷凍庫に-20℃以下で2週間保存する!!
→食中毒事故等が発生した際に、原因を特定するための試料になります。
◆ホイコーローと抹茶ミルクかん ~5月~
【一人分栄養価】エネルギー644kcal・たんぱく質28.1g・脂質20.8g・炭水化物84g・食塩相当量2.7g
5月の学校給食メニューは、旬の野菜をたっぷり使った『ホイコーロー』と八十八夜にちなんだ『抹茶ミルクかん』です。ホイコーローは、コクのあるテンメンジャンが味の決め手で、甘辛い濃い目の味付けでご飯がすすむ一品です。抹茶ミルクかんは、ほろ苦い抹茶を牛乳に加えてやさしい甘さに仕上げたデザートです。八十八夜に摘み取られるお茶は、不老長寿の縁起物として珍重されています。
~ホイコーロー(1人分)~
【材料】
[A]サラダ油:0.5g にんにく:0.5g しょうが:0.5g トウバンジャン:0.2g 豚こま肉:35g 酒:1g しょうゆ:1g オイスターソース0.4g
[B]サラダ油:0.5g にんじん:20g (レ)たけのこ:20g キャベツ:60g 干ししいたけ:0.5g 食塩:0.3g こしょう:0.02g オイスターソース:2.8g ねぎ:8g
[C]テンメンジャン:9g 酒:3g しょうゆ:3g でんぷん:1g 水:適量 ピーマン:8g ごま油:0.5g
【作り方】
1.にんにく・しょうがはみじん切り、にんじん・(レ)たけのこ・キャベツは短冊切り、干ししいたけはスライス切り、ねぎは斜め小口切り、ピーマンは乱切りにする。
2.ピーマンはサッと下ゆでする。
3.[A]のサラダ油を熱し、にんにく・しょうが・トウバンジャンを炒める。香りがしてきたら豚こま肉を加えて炒め、酒・しょうゆ・オイスターソースで味を整え、一度取り出しておく。
4.[B]のサラダ油を熱し、にんじん・(レ)たけのこ・キャベツ・干ししいたけを炒める。塩・こしょう・オイスターソースで味を整え、ねぎを加えてさらに炒める。
5.豚肉を戻し入れ、[C]のテンメンジャン・酒・しょうゆを加えて味を整える。水溶きでんぷんを加えてとろみをつけ、下ゆでしたピーマンを加える。
6.香りづけにごま油を加えて一煮立ちさせ、仕上げる。
★豆知識★ 『ホイコーロー(回鍋肉)』ってどういう意味??
ホイコーローは、中国・四川省の家庭料理です。漢字で書くと『回鍋肉』と書き、「鍋に帰る肉」という意味になります。これは、一度加熱した肉を取り出しておき、野菜を炒めたところにその肉を戻すというホイコーローの作り方に由来しています。
~抹茶ミルクかん(1人分)~
【材料】
水:14g 粉寒天:0.3g さとう:6g 抹茶:0.25g 牛乳:38g 生クリーム:3g ゼリーカップ:1個 (凍)白玉団子:1個 (缶)ゆで小豆:4g
【作り方】
1.鍋に水と粉寒天を加えてしばらくおき、寒天をふやかしておく。
2.鍋を火にかけ、加熱しながら十分に寒天を煮溶かす。
3.さとう・抹茶を加えて溶かし、牛乳・生クリームを加えて80度以上になったら火を止める。
4.あら熱を取りカップに注ぎ分け、冷蔵庫で冷やし固める。
5.(凍)白玉団子をゆで、水冷しておく。
6.固まった抹茶ミルクかんに白玉団子と(缶)ゆで小豆をのせ、仕上げる。
★豆知識★ 『八十八夜』ってなあに??
「夏も近づく八十八夜」という歌にもあるように、立春から数えて八十八日目にあたる5月2日頃から茶摘みが始まります。八十八夜は春から夏に移る節目の日、夏への準備をする日、縁起のいい日とされてきました。また、この頃から霜もなく安定した気候となり、茶摘みなど農作業の目安とされています。
◆キャベツメンチカツ ~4月~
【一人分栄養価】エネルギー710kcal・たんぱく質29.2g・脂質23.9g・炭水化物92.6g・食塩相当量3.2g
4月の学校給食メニューは、旬の春キャベツを使った『キャベツメンチカツ』です。せん切りキャベツをたっぷり使い、少なめのひき肉で作るヘルシーなメンチカツです。シャキシャキとしたキャベツの食感、豚ひき肉のジューシーな旨味、玉ねぎの甘みがマッチした一品です。
~キャベツメンチカツ(1人分)~
【材料】
[A]豚ひき肉:35g 食塩:0.6g こしょう:0.05g ナツメグ粉:0.03g キャベツ:30g 玉ねぎ:20g たまご:1g 生パン粉:8g 牛乳:4g
[B]小麦粉:4g たまご:4g 水:3g
[C]乾パン粉:4g 生パン粉:10g
揚げ油:適量 中濃ソース:7.5g
【作り方】
1.キャベツはせん切り、玉ねぎは粗みじん切り、たまごは割りほぐしておく。
2.[B]の材料を混ぜ合わせバッター液を作り、[C]のパン粉を合わせておく。
3.[A]のキャベツをゆで、水気をしぼる。
4.[A]の材料を全て混ぜ合わせてよく練り、小判型に丸める。
5.[B]のバッター液・[C]のパン粉をつけ、160℃の油で7~8分揚げる。
6.お皿に盛り付け、ソースをかける。
★豆知識★ 揚げ物にせん切りキャベツが添えられるのはなぜ??
キャベツは、季節に合わせた品種が作られ、一年中出荷されています。春を中心に出回る“春系キャベツ”、冷涼地で栽培される“夏秋キャベツ”、寒玉とも言われ、球がしっかり締まっている“冬キャベツ”などに分けられます。
キャベツには、ビタミンUという珍しい栄養素が含まれており、揚げ物を食べた時の胃もたれをおさえてくれます。また、消化を助けたり脂肪を燃やしてくれる働きもあるため、揚げ物にせん切りキャベツはピッタリの組み合わせと言えます。