生徒が中心に取り組んでいる事例
生徒が中心に取り組んでいる事例(新小岩中学校)
新小岩中学校保健給食委員会
新小岩中の保健給食委員は、毎週金曜日に『給食食べたかな?調査票』を提出しています。内容は、献立名・評価・感想で、記入欄にはクラスの声や要望が書ききれないほどたくさん記入されています。
保健給食委員に記入について聞きました。
「味や量、大きさなど、クラスで声が聞こえるから記入しやすいです」
「クラスの皆が正直に言うので自分の意見も混ぜて書いています」
「やりがいを感じる。けれど、表現のネタが尽きる」「表現力アップになるかな」
『給食食べたかな?調査票』は、給食室の調理員全員で回覧しています。
「正直な感想を聞くことができてうれしいです。味の反省をしたり参考になります。何より励みになります」と給食室の渡邊チーフ。
給食室で回覧後、栄養士が確認し、コメントを記入してクラスに戻ります。
「生徒の皆さんが一生懸命書いてくれるので、それに応えたいです。喜んでもらいたいので意見を大切にしています」と坂詰栄養士。
ある日の給食時間~ ♪
毎日、栄養士と調理師は教室を回っています。余った料理を集めたり、おかわりしたい生徒に配ったりしています。このため、新小岩中は残食がほとんどありません。普段なかなか顔を合わす機会のない調理師が教室に来ることで、顔が見える・作った人がわかります。感謝の気持ちも育まれます。
全国学校給食週間(1月24日~1月30日)は、いろいろな給食が学べる特徴のある献立でした。
それについて、給食委員が調べたことを発表しました。委員の生徒はそれぞれに分担し、学習し、模造紙にまとめました。
保健給食委員は調べたことを校内放送で発表しました。この日は世界の料理(ベトナム)で、教室で食べながら聞いている全校生徒は献立を理解しながら食べることができました。
青木校長先生と坂詰栄養士
青木校長先生は、
「おいしいものを食べれば心の栄養になります。心が豊かに育まれます。生徒が落ち着いて生活できるのも給食のおかげです」と言います。
新小岩中は保健給食委員がクラスの生の声を届け、その声に応えるように給食室、栄養士は努めています。毎日の教室巡回もクラスの理解と歓迎もあり、学校全体で支え合っています。だから、残食が少ないんですね。納得です。
保健給食委員の活躍もあり、成長著しい中学生の心と体を満たす新小岩中の給食風景でした。
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