葛飾区では全国に先駆けて屋内温水プールを利用した水泳授業を進めています

小学校で水泳授業を実施する6～9月は、梅雨や台風など雨天の影響を受けやすく、さらに近年は猛暑による熱中症リスクの高まりもあり、学校プールでの計画的な水泳授業の実施が難しくなってきています。
そのため区では、子どもたちがより安全・安心に楽しく充実した水泳授業を受けることができるよう、区立や民間の屋内温水プールを利用した水泳授業への移行を令和4年度から進めています。
令和6年度は、区立小学校49校のうち26校で屋内温水プールを利用した水泳授業を実施しています。

屋内温水プール　3つのメリット

安全

熱中症のリスクが少なく、教員の他にインストラクターや監視員を配備して水難事故を防止します。

安心

天候に左右されず、また、外部からの視線や日焼けを気にすることなく、授業を実施することができます。

充実

教員の管理や指導の下、複数のインストラクターが加わることで、子どもたちの泳力に合わせた、きめ細やかな指導ができます。

子どもたちも水泳の楽しさを実感しています

令和5年度のアンケート結果では、9割を超える児童が「屋内温水プールでの授業が楽しかった」と回答しています。

プールの授業は楽しかったですか

「とても楽しかった」59.9％
「楽しかった」31.1%
「あまり楽しくなかった／楽しくなかった」9.0％

（屋内温水プールで水泳授業を受けた児童6,477人に調査）

楽しかったと回答した児童からはこんな声がありました

• 天気に関係なく、きれいな所で気持ちよく泳げた
• あまりプールが得意じゃなかったけど、コーチが楽しく教えてくれてプールが好きになった
• クロールができるようになってうれしかった

屋内温水プールの整備を進めています

区内全ての小学校が屋内温水プールを利用した水泳指導へ移行できるよう、屋内温水プールの整備を進めています。
1施設当たり10校程度の学校が利用する想定です。
また、学校の利用時間外には、区民の方が広く利用できます。

今後の予定

• （仮称）新宿地区屋内温水プール（新宿3‐17‐5（現清掃事務所新宿分室））／令和9年度オープン予定
• （仮称）お花茶屋地区屋内温水プール（お花茶屋1‐9）／令和10年度オープン予定