暮らしを支える路線バス
バスは通勤・通学や遠い場所に出掛けるときなどに便利な乗り物です。しかし、 路線バスを取り巻く環境は、新型コロナウイルスの影響による利用者数の減少や、 2024年問題による運転手不足に伴い、減便・運休が生じるなどこれまでと大きく 変わってきています。区ではこれからもバスをはじめとした地域の暮らしを支える交通手段の確保に取り組んでいきます。
路線バスの3つの魅力
環境にやさしい
一度に多くの人が乗車できるバスは、自家用車よりもCO2(二酸化炭素)排出量が少なく、環境にやさしい乗り物です。
お財布にやさしい
バスに乗ることで自家用車の燃料費や駐車料金などが不要になります。
人にやさしい
小さなお子さんから高齢の方、障害のある方など誰でも乗ることができます。ベビーカーや車いす、シルバーカーなどを利用している方も安心して乗ることができるように工夫されています。
葛飾は路線バスがいっぱい
区内バス路線図は交通政策課(区役所4階423番)で配布している他、区HPからもご覧になれます。
利便性向上の取り組み
バスロケーションシステム
バス停の標識にある表示機で、バスが何分後に到着するかなどの運行状況が分かります。インターネットでも運行状況が確認できます。
表示内容(例)
・行先バス停までの所要時間
・バスの位置
・バス到着までの時間
サイクル&バスライド
バスを利用する方が使える登録不要の無料駐輪場です。バス停まで自転車で来て、自転車を駐輪場に置いたままバスに乗り換えられます。現在、14カ所に整備されています。
バス停ベンチ・上屋
ベンチや上屋のあるバス停で雨や日差しの強い時でもバス待ちの時間を快適に過ごせます。
地域を結ぶ便利な乗り物
地域や企業との協働により、区内の移動を支えている車両を紹介します。
綾瀬駅から、小菅一丁目地域などを運行する乗合車両です。4月から車両のデザインをリニューアルし、ピンクの車両で「さくら」を表現しています。
平和橋自動車教習所との協働事業です。送迎バスの空席の活用により、教習所(東立石1-3-16)と京成立石駅の間で利用できます。(※シルバーパスをお持ちの方のみ利用できます。)
東立石・東四つ木地区を地元協議会により運行しています。環境にも配慮した低速小型電動自動車で、子どもたちにも大人気の車両です。8月9日(金曜日)から運行ルート、ダイヤが変わります。
2024年問題を知っていますか?
2024年問題とは、働き方改革の一環として、運転手の1日の休息期間をこれまでより長くすることなどにより起きる、さまざまな課題のことです。バス業界もその影響を受け、今までの路線バスの運行ダイヤを維持するためには、より多くの運転手が必要となります。区では、バス運転手の住居に関する待遇改善や女性運転手の就労環境整備にかかる費用の一部を路線バス運行事業者に補助するなど、運転手確保のための取り組みを支援しています。
このページに関するお問い合わせ
交通政策課交通計画係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階 423番窓口
電話:03-5654-8397 ファクス:03-3693-4705
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