身近で活動しています！葛飾の自治町会

　社会環境の変化に伴い、地域の結びつきは希薄となってきていますが、大規模な災害をきっかけに「地域力」として、その大切さが見直されています。
　　そして、福祉や環境、教育といった分野においても、地域力の活用が期待されています。その土台・基盤となっているのが、自治町会活動です。皆さんも地域活動に参加してみませんか。

・自治町会の主な取組内容
　防災・防犯活動、まちの美化活動、地域の交流活動、情報提供
　区内では、237団体が活動しています（10月1日時点）。

・自治町会への加入をお考えの方へ
　「どこに聞いたらいいか分からない」、「どんな活動をしているのか知りたい」など、自治町会について詳しく知りたい方、加入を検討されている方は地域振興課へお問い合わせください。

・葛飾区へ転入してきた方へ
　区に転入される方には、転入手続きの際に、町会加入に関するリーフレットを配付しています。

2つの町会のデジタル化の取り組みを紹介【自治町会では効率化を図るとともに、より多くの方々に情報を発信していくため、デジタル技術を活用した取り組みを進めています。】

◎プラウドシティ金町自治会（金町地区）

 

◎前津会（亀有地区）

高田会長
　これからの町会活動は、いろいろな意味で曲がり角にさしかかっています。近頃はSNSでの情報発信が著しくなっているため、まずは町会役員の相互連絡のためにLINEを活用し始めました。今ではInstagramなどを使って、町会の情報や活動内容を積極的に発信しています。

中林さん（総務部長）
　役員連絡用、お祭り連絡用など内容に応じてLINEのグループを作ったことで、コミュニケーションが取りやすくなりました。また、手伝ってくれる人を待つだけではなく、積極的に情報を発信することで、人が集まりやすくなりました。今までのやり方を踏襲するだけではなく、変化に対応していくことが必要だと思っています。

佐藤さん（総務副部長）
　LINEは発信力が大きいので、お祭りなどの情報を頻繁に更新・発信しています。お祭りに参加をしてくれた方が、他の行事に助っ人として参加してくれるなど、新たな繋がりのきっかけにもなっています。LINEでの情報発信は地域の方に興味を持ってもらえる行事などに内容を絞り、長く続けていくことが大切だと考えています。

長神さん姉妹（総務部）
　Instagramに行事の様子を載せたところ、区内の他の地域の方からも声が寄せられるようになりました。また、投稿を見て、着なくなったお祭りの衣装を提供してくれるなど、お祭りに協力してくれる人も増え、今まで以上に行事への関心が高まっています。