生産者団体の活動
生産者団体の活動を紹介します。生産者団体は消費者とのふれあいを育む葛飾農業をめざし、様々な活動を行っています。
消費者との交流
区役所の玄関広場や地域のイベントで開催するPR即売会では、普段は作物を栽培し生産だけを行う生産者が、直接お客様と対面して販売を行っています。
葛飾区の消費者団体連合会のボランティアの方々にお手伝いをいただきながらの販売は生産者にとっても消費者との対話をする貴重な機会でもあります。
旬の時季に新鮮な野菜を地域の方に届ける、地産地消の取組みをこれからも続けて行きます。
防災協力農地での避難訓練
農地宿泊避難訓練(平成12年)
平成7年に発生した阪神大震災を教訓に平成12年東水元にてビニールハウス宿泊訓練を実施。区民の方々にも参加をいただき、宿泊体験やハウス内の野菜を使った炊き出し訓練を行いました。
災害時における応急対策に関する協定(平成12年)
これを契機に、葛飾区と東京スマイル農業協同組合は、災害時に農地やビニールハウスを一時使用することや農産物の優先供給を行うことなどの協定を結びました。
農地避難訓練(平成22年~)
「災害時に農地は避難場所に成り得るのか?」をテーマに、平成22年度の葛飾区総合防災訓練の一環として、JA東京スマイルや地域の方々の協力のもと奥戸の生産緑地のビニールハウスを使用した訓練を実施しました。近隣の親子を対象に避難誘導や模擬宿泊体験、炊き出しなどを実施、災害時に備えて協定に基づく生産緑地の有効性についての実証を試みました。
そして、東日本大震災後の平成23年には日本赤十字社や消防署、町会等の協力により、高砂の生産緑地を会場に高齢者を対象として、より実践的な訓練を実施しました。
平成25年には西水元のビニールハウスを会場とし、消防団の消火訓練や、ハウス内で栽培された小松菜を使った炊き出し訓練などを行い、多くの区民の方々に農地の多面的機能とその重要性をPRしました。
安全・安心な農産物への取り組み
葛飾区有機農業研究会は、東京都エコ農産物認証制度(旧東京都特別栽培農産物認証制度)による、できる限り農薬や化学肥料を使わない農業(減農薬・減化学肥料栽培)に取り組んでいます。認証シールが目印です。また、IPM(総合的防除)技術などを導入し、人にも環境にも優しい農業を目指しています。
葛飾元気野菜・地域農業のPR
葛飾産野菜をPRするため、車に貼るステッカーを作りました。
毎年行われる区の産業フェアでは野菜の宝船を造り地域農業をPRしています。
学校給食への取り組み 学校の生徒さんとの交流
区内の小中学校にて実施される小松菜一斉給食では、JA東京スマイルの協力のもと、区内の生産者が各校へ届けました。JA東京スマイル葛飾営農研究会のメンバーが直接お話をする農業出前講座を行うなど、食農教育活動を行っています。
平成22年からは、小松菜を中心とした区内農産物を区内すべての小中学校に届けています。
もっと地元の人に自分たちの野菜を知って食べてもらおうと、学校給食展にも参加協力しています。
職場体験への協力
食農教育活動の一環として中学生の職場体験の受け入れにも協力しています。参加された中学生は初めての農作業に戸惑いながらも、いきいきとした表情をみせてくれました。
このページに関するお問い合わせ
産業経済課経済企画係
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