京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業
連続立体交差事業とは
連続立体交差事業は、市街地において道路と交差している鉄道を一定区間連続して立体化し、多数の踏切の除却や新設交差道路との立体交差を一挙に実現する都市計画事業です。
この事業により、数多くの踏切が除却されるため、踏切による交通渋滞や踏切事故が解消されます。
京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業について
京成線は東京都心と成田空港を結ぶ大動脈で、東京と千葉の東西方向のアクセスを担ってきた重要な路線です。
しかし、近年の自動車交通量の増加と鉄道ダイヤの過密化に伴い踏切遮断時間が長くなり、朝夕の通勤時間帯を中心に交通渋滞が発生しています。
平成8年には、連続立体交差事業の早期実現に向けて葛飾区自治町会連合会が中心となり18万人を超える署名を集め、平成13年には連続立体交差事業の都市計画が決定されるに至り、平成15年に連続立体交差事業がスタートしました。
この事業が完成すると、合計11箇所の踏切が無くなり、踏切による交通渋滞が解消されます。また、鉄道の高架化によって生まれる高架下空間の有効活用が図られるほか、線路で分断されていたまちが一体化され、周辺地区のまちづくりの大きな進展につながることが期待されます。
事業の経緯
平成13年1月(都市計画決定)
- 京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)
- 京成電鉄押上線附属街路3号線、同4号線、同5号線、同6号線
平成15年2月(事業認可及び事業着手)
- 京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)
- 京成電鉄押上線附属街路3号線の一部、同4号線、同5号線
事業概要
京成電鉄押上線(四ツ木駅~青砥駅間)連続立体交差事業
- 鉄道を立体化します
- 区間…四ツ木駅(葛飾区東四つ木3丁目)から青砥駅(葛飾区青戸3丁目)間
- 延長…約2.6キロメートル(事業区間約2.2キロメートル)
- 構造型式…高架方式
- 駅施設…京成立石駅(ホーム延長約153メートル(8両編成) 、ホーム幅員約6.5メートル)
京成電鉄押上線附属街路事業(附属街路3号線の一部、同4号線、同5号線)
- 側道を整備します
- 総延長:約1.3km
- 幅 員:6m、8m
事業効果
交通の円滑化
- 平和橋通りなど11箇所の踏切が無くなり交通渋滞が解消されます。
安全性の向上
- 踏切事故が無くなり、安全性が向上します。
地域の発展
- 鉄道で分断されていた市街地が一体化されることにより、生活環境が改善され、高架下空間の有効活用が図られます。
安全性の向上
- 京成立石駅が新しくなり、エレベーターやエスカレーターが設置され、誰もが快適に利用できるようになります。
事業の実施者
都市計画事業の施行者
- 京成電鉄押上線連続立体交差事業
東京都 建設局 道路建設部 鉄道関連事業課
電話03-5320-5317(ダイヤルイン) - 京成電鉄押上線附属街路事業(附属街路3号線の一部、同4号線、同5号線)
葛飾区 都市整備部 都市計画課
電話03-5654-8339(ダイヤルイン)
鉄道事業者
- 京成電鉄株式会社建設部建設課四ツ木工事事務所
電話03-5654-7051(ダイヤルイン) - 京成電鉄株式会社建設部用地課
電話047-712-7256(ダイヤルイン)
パンフレット
事業に関するお知らせ
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このページに関するお問い合わせ
都市計画課立石鉄道立体担当係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階 424番窓口
電話:03-5654-8339 ファクス:03-5698-1536
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