令和7年 春の全国交通安全運動
令和7年 春の全国交通安全運動 4月6日(日曜日)から4月15日(火曜日)まで
4月6日から「春の全国交通安全運動」が始まります。
交通ルール・マナーをしっかり守って、悲惨な交通事故を無くしましょう。
昨年中の区内の交通人身事故件数は743件で、前年の同期間より92件減少しています。
交通事故による死者数は2名でした。
区内では自転車による事故の割合が高く、人身事故全体の55.5%を占めています。
運動の重点
重点1 こどもを始めとする歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
(1) 保護者の方へ
都内では、こどもの交通事故が多く発生しており、飛び出しを原因とした重大事故が発生しています。保護者の方には、普段から交通ルールに関する理解を深めていただき、日頃からお子様に正しい交通ルールとマナーを繰り返し教え、手本を示していただくようお願いします。
(2) 高齢者の方へ
歩行者の死亡事故のうち、犠牲となった方の半数以上は高齢者であり、高齢者による信号無視や横断違反を原因とする事故も多く発生しています。
慣れた道でも必ず交通ルールを守り、十分な安全確認をお願いします。
(3) 全ての歩行者の方へ
横断歩道を横断する際は、車が自分に気がついていないかもしれないという意識を持ち、青信号でも必ず安全確認をしてから渡るなど、「自らの命は自ら守る」安全な行動を実践してください。あわせて、車からの被視認性を高めるため、反射材を身につけましょう。
重点2 歩行者優先意識の徹底とながら運転等の根絶やシートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
(1) 歩行者優先意識を高めましょう
昨年の都内の交通死者数を状態別で見ると、歩行中が最も多く、そのうち約34%が横断歩道横断中の事故となっています。
運転する方は、横断歩道における歩行者優先を徹底しましょう。
(2) シートベルト・チャイルドシートを適正確実に着用しましょう
自動車に乗ったら全ての座席でシートベルトを正しく着用しましょう。
チャイルドシートは、子どもの成長に合わせ、体格に合うものを使用しましょう。
(3) ながら運転はやめましょう
「ながら運転」は、周囲の安全確認がおろそかになり、重大な交通事故につながる大変危険な行為です。運転中のスマホ等の使用は、絶対にやめましょう。
※自転車運転中のながらスマホについて、罰則が強化されました。
(4) 飲酒運転は絶対にやめましょう
飲酒運転は、他人の命をも脅かす危険極まりない犯罪行為です。車、バイク、自転車、特定小型原動機付自転車も、お酒を飲んだら絶対に運転してはいけません。
重点3 自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
(1) 自転車を利用する方へ
区内では、自転車が関係する人身事故が多発しています。昨年、区内で発生した人身事故のうち、自転車が関係する事故は約55%を占めています。
自転車を運転する際は、「自転車安全利用五則」を守りましょう。
自転車乗用中の交通事故の多くは、交差点での出会頭事故です。交差点では一時停止と安全確認を確実に行い、交通事故防止に努めましょう。
※ 自転車安全利用五則
1 車道が原則、左側を通行
歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用
(2) 特定小型原動機付自転車(いわゆる「電動キックボード等」)を利用する方へ
特定小型原動機付自転車は、16歳以上であれば運転免許がなくても利用できますが、3年以内に2回以上危険な違反を繰り返すと、運転者講習を受けなければなりません。
(3) 自転車・特定小型原動機付自転車を利用する全ての方へ
自転車・特定小型原動機付自転車を利用する前には、必ず交通ルールを確認して安全に利用してください。また、利用する際は、乗車用ヘルメットをかぶりましょう。
重点4 二輪車の交通事故防止
都内では、二輪車(原付を含む)の交通事故が多く発生しています。昨年の二輪車の交通死亡事故では、年代別で20代が12人、50代が8人と多くなっています。また、通勤中の事故の割合が約5割を占めています。
二輪車を運転するときは、慣れた道でも速度を控え安全走行を心がけましょう。
ヘルメットのあごひもをしっかりと締めて、胸部・腹部、その他身体を守るプロテクターを着用しましょう。
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このページに関するお問い合わせ
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