分散避難(地震)

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ページ番号1032329  更新日 令和5年7月7日

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分散避難の重要性について

地震時の避難方法として「在宅避難」「縁故避難」といった分散避難の考え方があります。
1995年(平成7年)に淡路島北部で発生した阪神淡路大震災で、被災地の避難所は、体育館だけでなく廊下や階段まで避難者で溢れるような状況でした。
このように災害時の避難所への避難は決して過ごしやすい環境であるとは言えません。
令和4年5月、首都直下地震等による東京都の被害想定が見直され、まちづくりや建物の耐震化などが進んだことから本区の被害想定は6割程度に減少しました(下表参照)。
しかしながら、避難者数は減少しているものの、皆が避難所へ避難すると、1つの避難所に2,000人以上が押し寄せる想定になります。
このことから、できる限り、避難所以外の場所へ分散して避難する分散避難が重要です。

葛飾区の被害想定

どのように避難するか考えましょう

令和4年3月時点で、区内の住宅の92.6%が耐震性を満たしています。
特に平成12年6月1日以降に建てられた建物は、より厳しい耐震基準に基づき、建築されています。
地震時における避難所は、原則として、建物が倒壊・消失するなど被害があった方が避難生活を送る場所です。
建物に被害がなかった場合の在宅避難や、被害のなかった建物にお住いの親戚・知人の家などへ避難する縁故避難も避難方法の1つとして考えてみましょう。

分散避難

(在宅避難)
自宅の安全が確認できた場合は、住み慣れた場所である在宅避難が安心な場合もあります。
自宅の被害を確認し、倒壊・焼失等、被害がない場合は、自宅に戻り生活することです。
給水等の支援に関する情報は区公式HP、SNS等で随時発信する予定です。

(縁故避難)
自宅が倒壊・焼失等、被害があり自宅で生活できない場合に、親戚・知人の家等へ避難することです。
事前に避難することが可能か確認しておきましょう。

地震時の避難行動フロー図

地震時の避難行動フロー図

備蓄をしましょう

在宅避難する場合の備蓄品

在宅避難する場合の備蓄品

地震時にはライフラインが使えなくなる可能性があります。
在宅避難に備え、水や食料の他に、医療・衛生用品や衣類、生活用品なども備蓄しておきましょう。

備蓄品リスト

水・食料 飲料水、非常食(最低3日分)
道具類 LEDライト、卓上コンロ・カセットボンベ、発電機、モバイルバッテリー
医療・衛生 常備薬・お薬手帳、簡易トイレ、除菌シート・石鹸、生理用品、歯磨きセット、使い捨てビニール手袋
衣類、生活用品 防寒着、下着、ウエットティッシュ、タオル、ゴミ袋
赤ちゃん用 乳幼児用液体ミルク・粉ミルク、哺乳瓶・紙コップ、親子健康手帳(母子健康手帳)、ベビーフード、おむつ・おしりふき

 

このページに関するお問い合わせ

危機管理課計画係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所5階 503番窓口
電話:03-5654-8572 ファクス:03-5698-1503
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。