「子どもを犯罪から守る」まちづくり活動について

子どもたちが危険に遭わず、安心・安全に暮らせるためのまちづくり活動として、葛飾区では平成14年度から「子どもを犯罪から守る」まちづくり活動を推進・支援してきました。
大人のまなざしと地域の力で、子どもたちの生活環境を安全にしていきましょう。

「子どもを犯罪から守る」まちづくり活動とは

公園や道路、商店街、駅、駐車場、集合住宅など、子どもたちが危険に遭った場所をアンケートから明らかにして、まちの中に潜む危険を改善するための対策を考え、実行していく活動です。
小・中学校PTAが中心となって、青少年育成地区委員会や自治町会と連携を図りながら活動を進めています。

活動の進め方

3つのステップに沿って活動を進めていきます。

第1ステップ

子どもたちから地域の危険な場所を教わる「犯罪危険地図の作成」
子どもたちが、いつ・どこで・どのような危険に遭ったのかを、アンケートから把握し、学区域の地図にその場所を印します。

第2ステップ

危険箇所をみんなで見て回り、危険であることの要因と改善策を考える「環境改善計画の作成」
青少年育成地区委員会や自治町会など地域の人とともに、危険箇所を実際に歩いて点検し、なぜ危険なのかという要因と、どうすれば安全になるかという改善策を考えます。

第3ステップ

行政や関係団体と話し合い、環境改善計画の実現方策を考える「実行計画の作成」
どのようにすれば環境改善計画を実行することができるのかを、関係団体や関係行政機関と相談し、アドバイスを得て、計画を練り直し、子どもたちが危険に遭いにくい地域環境にするために改善活動を進めます。

「子どもを犯罪から守る」まちづくり講座

PTAや青少年育成地区委員会等の団体を対象として、上記の3つのステップを円滑に進めていくために必要な知識や心得などを学習するための講座を行っています。
詳しくは、関連リンクの『「子どもを犯罪から守る」まちづくり活動支援事業』をご覧ください。

取組団体に対する支援

子どもを犯罪から守るまちづくり活動推進会

この活動に取り組んできた青少年委員経験者やPTA活動経験者などが集まった団体です。講座の一部で講師として指導をしたり、PTAや青少年育成地区委員会などの取組団体に担当の支援者を配置し、活動の進め方についてサポートしたり、困ったことや不安に思っていることなどの相談にのったりしています。どんなことでも、お気軽にご相談ください。
教育委員会と共催で支援事業を推進していきます。