放射能に対する給食の対応について
このたびの東京電力福島第一原子力発電所事故に関する区立保育園及び小中学校(以下「学校等」という。)の給食の対応について、お知らせします。
1.給食の食材について
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、厚生労働省では、食品中の放射性物質の暫定規制値を設定し、暫定規制値を超える食品が市場に流通しないよう出荷制限などの措置をとってきましたが、平成24年4月1日から、より一層の食品の安全と安心を確保するために、今までより厳しい基準値を設定しました。
これを受け、国及び東京都をはじめとする17都県では、食品の放射性物質検査を実施し、新たな基準値を超える食品が流通しないよう出荷制限等の措置をとるとともに、その結果をホームページ等で公表しています。
- 農林水産省ホームページ農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果(外部リンク)
- 東京都ホームページ都内流通食品の放射性物質検査結果について(外部リンク)
- 東京都学校給食会ホームページ取扱食品の放射性物質検査について (外部リンク)
葛飾区内で生産された農産物の放射性物質検査を、東京都及びJA東京スマイルが実施し、その結果をホームページで公表しています。
2.給食調理上の安全管理について
第1回の放射性物質検査を7月2日から7月12日提供分を対象に実施し、放射性物質は検出されませんでした。
第1回の放射性物質検査を7月1日から7月10日提供分を対象に実施し、放射性物質は検出されませんでした。
第1回の放射性物質検査を7月2日から7月10日提供分を対象に実施し、放射性物質は検出されませんでした。
3.牛肉の使用について
放射性物質に汚染された稲わらを給与していた可能性のある牛の肉については、個体識別番号及び産地から葛飾区の学校等の給食には使用していないことを確認しています。
学校等の給食においては平成25年4月より、と畜場において全頭検査が行われ安全が確保されている牛肉のみ、使用を再開しています。
4.牛乳について
牛乳については、定期的に産地のクーラーステーションにおいて、原乳の放射性物質検査を実施していますが、学校等で使用している牛乳については、現在、いずれの産地においても、放射性物質の値は新しい基準値以下となっています。
また、本区の学校給食で使用している牛乳は、原則千葉県産を使用し、足りない場合のみ栃木県産、群馬県産、北海道産を使用しています。本区の学校給食で使用している牛乳の製造業者では、財団法人日本乳業技術協会(食品衛生法に基づく登録検査機関)において、週1回、学校給食で使用する牛乳の放射性物質検査を行っています。これまでの検査では、放射性ヨウ素131・放射性セシウム134・137は、いずれも不検出(検査機器が測定できる定量下限値未満)となっています。
さらに、区でも給食を提供している子育て支援施設で提供している牛乳の放射性物質検査を実施しました(私立施設は検査を希望する施設のみ)。検査の結果、放射性物質は検出されませんでした。
都内各区市町村の小中学校等に学乳を安定供給している東京学乳協議会が、都内各市区町村に供給している学校給食用牛乳の放射性物質検査を実施しました。東京都学校給食会のホームページで検査結果が公表されており、すべて測定下限値以下となっています。
5.その他
本区では、私立保育園に対して、給食に関する情報提供を行っていますが、私立保育園においても、区立保育園の給食対応を参考としながら、安全な給食の提供に努めています。
お問い合わせ
●保育園の給食に関すること
保育管理課保育管理係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階 401番窓口
電話:03-5654-8296 ファクス:03-5698-1533
●小中学校の給食に関すること
教育委員会学務課給食保健係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階 428番窓口
電話:03-5654-8461 ファクス:03-3691-1329