伝染性紅斑(りんご病)(感染症アラート)

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ページ番号1036965  更新日 令和6年11月22日

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都内の伝染性紅斑(りんご病)の患者報告数が基準を超え、大きな流行となっています。
手洗いや咳エチケットなどで感染予防に努めてください。

症状など

 伝染性紅斑は、約10日(4~20日)の潜伏期間の後、両頬に紅い発疹が現れます。続いて体や手・足に網目状の発疹が拡がりますが、これらの発疹は、通常1週間程度で消失します。多くの場合、頬に発疹が出現する7~10日前に、微熱や風邪のような症状がみられ、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。発疹が現れる時期にはウイルスの排出量は低下し、感染力もほぼ消失します。
 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。

原因と感染経路

 病原体は、ヒトパルボウイルスB19です。
 患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる感染(飛沫感染)、あるいは、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる感染(接触感染)があります。

感染予防

 予防接種はありません。予防には、手洗い咳エチケットが有効です。
 保育園や学校など周囲で患者発生がみられる場合、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意が必要です。

このページに関するお問い合わせ

保健予防課感染症予防係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1331 ファクス:03-3602-1298
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。