手足口病(感染症アラート)
都内の手足口病の患者報告数が基準を超え、大きな流行となっています。
手洗いや咳エチケットなどで感染予防に努めてください。
症状など
手足口病は、エンテロウイルス属のウイルスによって引き起こされる感染症で、5歳以下の乳幼児を中心に夏に流行する感染症です。
主な症状は、口の中、手のひら、足の裏などにできる2~3mmの水疱性の発しんで、3~7日程度で消失します。その他には、発熱、食欲不振、のどの痛みなどの症状がみられます。
基本的に予後は良好ですが、合併症としてまれに髄膜炎や脳炎を起こすこともあります。
特別な治療方法はなく、対症療法が中心になります。
感染経路
ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。
症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれます(2~4週間)ので、トイレ使用時やオムツ交換の際には注意が必要です。
感染予防
手足口病のワクチンはありません。
流水と石けんでのこまめな手洗いが有効で、トイレの後やオムツ交換の後、食事の前には手洗いを心がけ、タオルの共有は避けてください。
また、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう等、咳エチケットを心がけてください。
このページに関するお問い合わせ
保健予防課感染症予防係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1331 ファクス:03-3602-1298
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