ジカ熱(ジカウイルス感染症)について
ジカ熱は、デング熱と同様、蚊を媒介して感染します。
ジカウイルスを持った蚊(ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ)に刺されることによって感染します。
アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で、近年はブラジルを中心に中南米に感染が拡大しています。
また、ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスとの関連が示唆されています。
特に妊婦の方はご注意を
ジカウイルス感染症に妊婦が感染した場合、胎児に小頭症が発生するリスクが指摘されているため、妊婦の方は流行地域への渡航を控えたほうが良いとされています。 やむを得ず渡航する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用する等、厳密な防蚊対策を講じることが必要です。
症状
症状は、発熱、頭痛、眼球結膜充血、皮疹、関節痛・筋肉痛などです。また、感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気がつかないこともあります。
流行している地域
厚生労働省のホームページを参考にしてください。
ワクチン・治療
現在、ワクチンはありません。特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。
予防対策と症状が出現した場合の対応
流行地域では、長袖、長ズボンを着用して、蚊の忌避剤を使用し、蚊に刺されないように注意しましょう。
流行している地域から帰国された際に、蚊に刺されて上記の症状がある等、心配な事がある方は、検疫所または帰国後に心配なことがある場合には、保健所にご相談ください。
なお平成28年2月15日より、ジカウイルス感染症は、「感染症の予防及び感染症の患者に関する医療に関する法律」第6条第5項第11号の規定により、政令で定める四類感染症に追加され、検疫法の政令で定める検疫感染症に追加されます。
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