やさしい日本語を知っていますか?

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ページ番号1037383  更新日 令和7年1月22日

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どんなものですか

簡単な言葉や短い文章で伝える、分かりやすい日本語のことです。
1995年の阪神・淡路大震災では、災害情報や避難指示を理解できずに多くの外国人が被災しました。
このことをきっかけに、外国人も正しい情報を理解できるようにするため、考え出されました。

 「高台に避難してください」
→「高(たか)い所(ところ)に 逃(に)げて ください」

みんなにやさしいコミュニケーションです

防災の分野から始まったやさしい日本語は、医療や教育などさまざまな分野に広がっており、外国人だけでなく、子どもや高齢の方、障害のある方などとのコミュニケーションにも役立っています。

やさしい日本語に言い換えてみよう

  • ご出身はどちら?
    →どこの 国から 来ましたか?
  • 飲食はご遠慮ください
    →ここで 飲むことは できません
     ここで 食べることは できません
  • 電車は運転を見合わせています
    →電車は 今 動いていません
  • メモを取ってください
    →書いて ください

やさしい日本語を学んでみよう

どうして必要なのですか

区内には、約2万9,000人※1の外国人が暮らしています。
出身国もさまざまで、全ての言語に対応してコミュニケーションをとるのは難しいですが、日本に住んでいる外国人の8割は日本語で会話ができるといいます。
また、希望する情報発信言語について「やさしい日本語」と回答した人が「英語」や「機械翻訳された母国語」などと比べて最も多いという調査結果※2があります。

※1 令和7年1月1日現在
※2 東京都国際交流委員会「東京都在住外国人向け情報伝達に関するヒアリング調査報告書(平成30年)」

グラフ

やさしい日本語のポイント

文章は短くする。伝えたい内容は一文にひとつ

「まっすぐ行って、角を左にまがってください」
→「まっすぐ 行って ください。角を 左に まがって ください」

敬語(尊敬語・謙譲語)は簡単な表現にする

「ご覧ください」
→「見て ください」

伝えたいことは曖昧にせず、はっきり伝える

「2時くらいに来てください」
→「2時に 来て ください」

写真やイラスト、ジェスチャーなど視覚的な補助を使う

 

話すとき

ゆっくりと相手の理解を確認しながら話す。

話す人のイラスト

書くとき

漢字にフリガナを付け、分かち書きをする。

「分かち書き」とは
語と語の間や、文節と文節の間を1字分空けて書くことをいいます。
「靴を脱いでください」
→「靴を 脱いで ください」

 

やさにちチェッカー

入力した文章のやさしさを、語彙(ごい)・文法・漢字・長さ・硬さの5つの項目で診断できます。

 

やさしい気持ちとやさしい伝え方が大切です。
相手にとって、何が「やさしい」のかを考えながら、時と場合に応じて使い分けましょう。

やさしい日本語をもっと知りたい方へ

やさしい日本語講座 話し言葉編

区では、やさしい日本語の普及のため、講座を開催しています。
【日時】 3月22日(土曜日)午後2~4時
【会場】 立石6‐33‐1かつしかシンフォニーヒルズ別館

やさしい日本語ポイント動画

身近な場面の会話を通して、学ぶことができます。

参考

このページに関するお問い合わせ

文化国際課文化国際担当係
〒124-0012 葛飾区立石6-33-1 文化会館別館2階
電話:03-5670-2259 ファクス:03-5670-2265
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。