その肉、菌が潜んでいるかも…

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ページ番号1036961  更新日 令和6年11月21日

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 食べ物を介して体内に侵入した菌などが原因で引き起こされる「食中毒」は、1年を通じて発生するため常に注意が必要です。
 中でも、牛肉や豚肉、鶏肉などに付着していることがある「腸管出血性大腸菌」や「カンピロバクター」などは、重い食中毒症状を引き起こすことがあり、特に気を付けなければなりません。
【担当課】  生活衛生課 03 - 3602 - 1242

メインイラスト

肉に潜む主な菌

腸管出血性大腸菌

O157

 牛や豚などの家畜の腸内に存在しており、「O157(オーイチゴーナナ)」がよく知られています。
 非常に少量の菌で感染します。乳幼児や高齢者などは重症化しやすく、死に至る場合もあります。
【症状】 腹痛、下痢、血便など
【原因食品】 牛肉、生野菜※など
※生野菜にも菌が付いている場合があります。食べる前に、よく流水で洗浄しましょう。

カンピロバクター

カンピロバクター

 比較的少量の菌で感染し、お腹の中で菌が増えることで発症します。
【症状】 腹痛、下痢、発熱など
 カンピロバクターに感染した数週間後に、手足のまひや呼吸困難などの症状が出る「ギラン・バレー症候群」になることもあります。
【原因食品】 鶏肉、豚肉など

 他にも、サルモネラ属菌やE型肝炎ウイルス、寄生虫などによる食中毒のリスクがあります。

食中毒を防ぐためのポイント

食べるとき

生焼けハンバーグイラスト

  • 中心部までしっかり加熱された料理を食べる
    (加熱目安:中心部温度75℃以上で1分間以上)
  • 焼肉などで肉を焼くときの取り箸ばし・トングなどは専用のものを使う

調理するとき

  • 生肉を取り扱った包丁・まな板などの調理器具は洗浄後、熱湯や漂白剤で消毒してから使う
  • 調理前や生肉を触った後は、石けんを使って丁寧に手洗いする

食中毒を疑う症状が出たら

(1)早めに医療機関を受診してください。自己判断で下痢止めなどの薬の服用は控えましょう。
(2)同じ食事をした複数の方から同じような症状がみられる、または医師から食中毒の可能性があると言われた場合には、生活衛生課(03-3602-1242)へご連絡ください。

このページに関するお問い合わせ

生活衛生課食品衛生担当係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1242 ファクス:03-3602-1298
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。