子ども広報「私たちが葛飾の相撲(すもう)を取材しました!」(広報かつしか令和6年2月25日号掲載)
子ども広報員が、二子山(ふたごやま)部屋と葛飾白鳥相撲教室を取材し、相撲の魅力を学びました。
\ 私たちが取材しました! /
二子山部屋を取材
令和3年に埼玉県所沢市から現在の葛飾区柴又に移転した二子山部屋では、二子山親方(元大関雅山(みやびやま))の指導の下、若い力士が日々、稽古(けいこ)に励(はげ)んでいます。
二子山部屋の稽古
近くで見る稽古は、とにかく迫力がすごい!
稽古では、足腰を鍛(きた)えるムカデ歩きや、瞬発(しゅんぱつ)力を鍛える縄跳びも。
申し合い稽古では、休む間もなく次の取り組みが始まる!
力士のみなさんは体力があるんだなと思いました。
勝った力士が次の相手を選んでいたよ。
汗や呼吸、足や体に土がついた様子から真剣(しんけん)な様子が伝わってきました。
子ども広報員も稽古に挑戦
四股(しこ)
稽古を始める前の基本トレーニング。
腰(こし)を落とし、片足に体重を乗せてからもう片方の足をあげ、つま先からおろして、両足で地面を踏む。
すり足
地面から足をはなさないで歩き、下半身を安定させる。
腰をしっかり落とすことで体勢が崩れにくく、相手の攻(せ)めに耐(た)えることができる。
押し出し
相手の胸を借りて、相手を土俵の外に出るまでぐいぐいと押し続ける。
押すための体の動きを覚えることや、押すために必要な筋肉を鍛えるために行う。
挨拶(あいさつ)
稽古をつけてくれた親方と力士のみなさんに礼。
「ありがとうございました!」
力士のおふたりにインタビュー
生田目(なばため)さん
Q 子どものころにやっていたスポーツは?
A 水泳です。
Q 相撲を始めたきっかけは?
A 高校で相撲部に入部したことです。
Q 好きな食べ物は?
A ラーメン、すしが好きです。
Q 区内の行ってみたい場所はどこですか?
A ラーメンを食べに金町に行きたいです。
颯雅(そうが)さん
Q 着るものはどこで買っていますか?
A 皆さんと同じような店で買うこともありますが、着物は親方が作ってくれます。
Q 好きな食べ物は?
A ピザが好きです。
Q 四股名(しこな)※はどうやって決まるんですか? ※力士としての名前
A 私は、親方に決めてもらいました。
Q 相撲の魅力は?
A 迫力があり、勝ち負けがすぐに決まることろだと思います。
ちゃんこをごちそうになりました
二子山部屋では、ちゃんこは1日2回。
具がたくさん入ったちゃんこは、力士の皆さんのパワーの源。
当番制で作っているんだって。
葛飾白鳥相撲教室を取材
青少年の健全な育成を目的として、昭和63年に佐久間幸一(さくまこういち)さんを指導者に迎えて誕生しました。
小・中学生の子どもたちが毎週火・木・土曜の夕方から夜間にかけて、白鳥公園(白鳥2‐18‐18)の屋外土俵で稽古に励んでいます。
活動に興味のある方はご連絡ください
葛飾白鳥相撲教室 電話:03‐3604‐6587
相撲の歴史
相撲は1500年以上の歴史を持つ伝統的なスポーツです。
奈良~平安時代には、天皇や貴族など身分の高い人たちに「見せる」ためのものでした。
武士の時代には、戦いの訓練として取り入れられ、戦士を「強くする」ものへと変わり、時間が経(た)つにつれて娯楽(ごらく)の要素が加わり、今では「スポーツ」として多くの人々に楽しまれています。
相撲のルール
相撲は円形の土俵で行われ、2人の力士が対戦します。
基本的には相手を土俵の外に出すか、相手の足の裏以外を地面に触れさせることで勝負が決まります。
力士たちは「まわし」と呼ばれる腰布(こしぬの)を身に着け戦います。
相撲のマナー
相撲は礼儀正しさが重要視されます。
土俵に上がる前には対戦相手と挨拶を交わし、土俵の中央で一礼します。
試合中もルールや指示に従い、相手や行司への敬意を示します。
また、観客に対しても礼儀を欠かさず、感謝の気持ちを忘れません。
力士たちは、日頃からマナーを守ることを心掛けています。
教室の稽古に参加
相撲のすごいところ&おもしろいところ
- 相撲には、たくさんの決まり手(技)がある
- でかい人同士でぶつかって迫力がある
- 大きい体同士でぶつかり合うときの音がすごい
- 思っている以上に、体力が必要なスポーツ
- すぐに決着がつくので、試合から目が離せない
- ルールがシンプルで、誰でも楽しめる
- 相撲は体だけでなく、心も強くしてくれる
- 実際に目の前で見る稽古は、迫力がすごい
- 相撲は日本のスポーツであり、歴史がある
\ 取材にご協力をいただいた、二子山部屋・葛飾白鳥相撲教室の皆さん /
\ どうもありがとうございました! /
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