【かつしか人】東京理科大学地域貢献サークル カナラボ
東京理科大学地域貢献サークル カナラボ
東京理科大学葛飾キャンパスの学生が所属する地域貢献サークル。サイエンスショーや実験・工作教室、地域イベントでのワークショップの出展など、理科に関することだけでなく、幅広く活動を行っている。
お二人からお話を聞きました
代表 副代表
高井洸烈さん 22歳 大井一輝さん 23歳
カナラボのはじまりは?
高井
僕はもともと、さまざまな大学の学生が集まって工作体験教室などを行う団体で活動していました。活動するうちに、理科大だけでも何かできないかと思い、令和4年6月に「コミュニティラボ理科大支部」を立ち上げ、5人で活動を始めました。令和5年4月に「カナラボ」に名前を変え、現在約100 人が地域のためにボランティア活動をしています。
大井
理科大生ならではの地域貢献の仕方は何だろうと考え、最初に行ったのが、夏休みの自由研究をお手伝いする教室です。当初は、集客の仕方も手探りで、全然人が集まらず、活動の難しさを感じました。でも、イベントを重ねたり、地域で行われるイベントに清掃ボランティアとして参加したりするなど、地域の人と話をする機会が増えるにしたがって、カナラボを知ってくれる人が増え、今では多くの方に参加してもらえるようになりました。
どのように企画していますか?
大井
こんなことをやってみたら面白そう、喜んでくれそうだよね、から始めることが多いです。韓国料理教室は、韓国からの留学生が作ってくれた料理を食べてみたらおいしかったので、企画しました。サイエンスショーや工作体験教室は、地域の人の声を取り入れ、参加してくれた人により喜んでもらえるように、メンバーで話し合って決めています。
うれしかったことは?
高井 イベントを一から企画して準備してきたことが形になり、参加してくれた人が楽しんでくれたり、感謝されたりしたときは、とても達成感があります。メンバーで集まって準備をするのも楽しいですし、イベントを提供する側として、地域の人や他の出展者の人と深く関わることができるのも活動の魅力だと感じています。
大変なことは?
大井
工作体験教室は、どのように安全確保をするか何度もリハーサルをしています。また、子どもがまだ勉強していない内容を含む実験などは、どうやって分かりやすく、面白くするかを考えています。実施して、反応が良くなかったものは見直し、常にパワーアップした企画を練るようにしています。
今後のこと
高井
カナラボをもっと多くの人に知ってもらえたらいいなと思います。予定を立てるときに「カナラボは今週何をやっているかな?」とチェックしてもらえるくらい身近な存在になれるように、これからも活動していきたいです。
大井
地域の人にとっても、メンバーにとっても、お互いに良い影響を与えられるような存在になりたいです。そのために、もっとイベントの質を高めたり、バリエーションを増やしたりしていきたいです。また、理科大生だからこそ伝えられる技術などを普及させていきたいです。
カナラボからのお知らせ
- ︎LINE の友だち登録を行うと、イベント情報などを入手できます。
- 11 月16日のふるさと・クリスマスマーケットで、スノードーム教室を行います。
- 11 月24 日・25 日の葛飾地区理大祭で、わくわく工作教室を行います。
関連リンク
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