【かつしか人】東京青年会議所葛飾区委員会 村上雄一(むらかみゆういち)さん
生まれも育ちも葛飾柴又。祖父の代から経営している印鑑印刷アクリル加工を主とした製造会社(株式会社丸全印章センター)で取締役として勤務する傍ら、東京青年会議所葛飾区委員会のメンバーとして活躍している。
青年会議所(JC)は20~40歳のメンバーで構成され、「明るい豊かな社会の実現」に向け、地域の社会課題を解決しようと日々活動する団体。
生まれ育った葛飾をもっと盛り上げていきたい
地域に求められるイベントを構築
私たちは、国際目標であるSDGsがめざす「誰ひとり取り残さない」を今年のスローガンに掲げて活動しており、自分たちが住む地域の課題を見つけ、解決していくため、月に一度委員会を開き、一からイベントの構築を行っています。
「防災事業」や事業者支援としての「経営者向け勉強会」、地域産業の魅力を子どもたちに伝える「職業体験」、子どもたちの健全育成を目的にした「わんぱく相撲大会」など、年間を通してさまざまなイベントを企画しています。
経験が身となり、自身の成長へ
青年会議所(JC)は、普段交わることのないような著名人や大企業役員、有識者を招いて事業を行います。
責任ある役を自ら引き受け全うすることで、その経験が身となり、やがては自身の成長へとつながっていきます。
その過程にはJCの三信条である「修練」「奉仕」「友情」があり、この経験は入会することでしか得られません。
メンバーの職種はさまざまで、経営者だけでなく会社員の方も多く在籍しています。
仕事につながるかは職種によると思いますが、仕事に生かせることを学ぶ、大人の学び舎だと思っています。
何事も〝熱い思い〟を持って活動
入会したときに先輩から「なぜそれをやるのか、誰に対して行うのか、それが本当に正しいのか、何事も掘り下げて考え、思いを持って行動しなさい」と教わりました。
これは組織としてメンバーが1つの目標に向け活動していくために求められる、リーダーシップの核になることだと思います。
JCの経験が、仕事や普段の生活でも生きています。
参加者の声が活動の原動力に
私たちはそれぞれ仕事を抱えていますが、忙しい中で時間を作り、何度も会議を開いて、地域や子どもたちのために意見を出し合っています。
大変さを感じる分、イベントに参加してくれた方々から感謝の言葉をいただいた時は、すごく嬉しいです。
小学生以下のお子さんが参加するわんぱく相撲大会では、子どもたちの「頑張ったけど負けたときの悔し泣き」「自分より大きな相手に勝ったときの笑顔」など、たくさんの表情を見ることができ、私たちがエネルギーを貰っていますね。
多様性を受け入れ、みんなが協働する葛飾になってほしい
葛飾は自然が多く、子育てしやすい環境が整備され、また再開発により多くの人が区外から流入しています。
一方で数は減っているものの、昔から続く中小企業が区内にはたくさんあることから、葛飾区は新旧住民が暮らす多様性に富んだまちになることが予想されます。
その変化に対応していくためには、行政や企業だけでなく区民も参加しやすい街づくりの仕組みが必要です。
東京青年会議所葛飾区委員会は行政と企業、地域の人々の橋渡し的な存在になって、地域に求められる団体でありたいと思っています。
一緒に活動するメンバーを募集しています
区内在住・在勤の方や、葛飾区に縁のある方、社会活動に興味のある方の参加をお待ちしています。
私たちと一緒に地域を知り、切磋琢磨しながら葛飾を盛り上げていきましょう。
まずはお気軽にお問い合わせください。
【問い合わせ】
東京青年会議所事務所 03-5276-6161
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このページに関するお問い合わせ
広報課広報係
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