令和7年度葛飾区予算概要

　令和7年度一般会計当初予算は、歳入面では、納税義務者数や区民所得の増加などによる特別区民税の増や、個人消費の堅調な推移による地方消費税交付金の増、原資となる調整税の堅調な推移による特別区交付金の増を見込むことから、税等の一般財源は増加を見込んでおります。一方、歳出面では、私立保育所等への運営費助成や児童養護施設への措置費などの扶助費が引き続き高水準で推移するほか、中期実施計画を着実に推進するための経費などの増加が見込まれています。
　このため、経営改革の取組を推し進め、事務事業の見直しを行うとともに、公共施設整備や街づくり事業については、特別区債の発行抑制による将来負担の軽減を図りつつ、これまで培ってきた積立基金から繰入れを行うなど、財政対応力を最大限活用しました。
　中期実施計画に掲げる事業や重点事業を中心に、区民の皆さんから預かった貴重な限りある財源を効果的・効率的に配分し、区民の負託に応えられる予算編成を行いました。