平日の居場所

「平日の居場所」とは・・・

　玄関の引き戸を開けると、まるで親戚の家に遊びに来たような感覚になれる場所が立石にあります。

　平日の居場所は、生きづらさや孤独を感じる人も安心して過ごせる場所をつくりたいと、他のNPO団体で活動していた高橋智子（たかはし　ともこ）さんが平成28年に開設しました。月1回、第2木曜日に「パステル画体験」と「たまたま食堂」を開催しています。

パステル画体験を始めたきっかけ

　当初は、食堂のみを開催していましたが、利用者がなかなか集まらなかったので、利用するきっかけになればとパステル画体験も始めました。参加者は、絵を描くことが好きなメンバーを囲み、アドバイスをもらいながら自由に絵を描いています。今では、年齢を問わず、地域の方のにぎわいの場となっています。

活動に対する思い

　高橋さんは、「『たまたま時間があったので、たまたま見つけて参加して、たまたま一緒に食べてたら、その場にいる人と知り合えた』というのが、たまたま食堂の由来です。そんな偶然の出会いが重なって、平日の居場所が、どなたにとっても、ここに居ていいんだという気持ちになれる場所になるといいなと思っています。

　活動を続けてきてうれしかったことは、自分から話すことができなかった方が、少しずつ打ち解けていき、今では冗談まで言えるようになったという出来事です。パステル画体験は、最初は興味がなかった方がやっていくうちに熱中して取り組む姿も多く見られます。最初は緊張するかもしれませんが、一度参加していただいたらきっと楽しいと思うので、ぜひ、来てみてください」と語ってくれました。

活動の詳細

• パステル画体験（午後3時から）
• たまたま食堂（午後6時から）

【所在地】自由の庭（立石1-21-12）
【費用】各500円
【問い合わせ】heijitunoibasyo@gmail.com

その他、詳しくは「平日の居場所　たまたま食堂」で検索してください。