ねずみの種類と特徴

ねずみの特徴について説明します。

ドブネズミ

体長：20から25センチメートル
体重：200から450グラム

巣は屋外や床下に多く、時に台所内にも作ります。
毛色は背面が褐色、腹面が白色。耳は小さく、倒しても目まで届かない。尾は体長より短い。
水辺を好み、多湿や寒さに強い。
垂直運動や綱渡りは得意ではないが、泳ぎは上手。
雑食性で、特に動物質を好む傾向がある。

クマネズミ

体長：15から20センチメートル
体重：100から200グラム

巣は天井裏や壁の内側など屋内に多い。
毛色は背面が褐色、腹面が淡い黄褐色か白色が多い。耳は大きく、折り返すと目を覆う。尾は体長より長い。
乾燥に強く、寒さに弱い。
運動能力が高く、警戒心が強く、頭がよくて賢い。狭いところや物陰に沿って行動する。
雑食性で、肉類、穀類、野菜、果物等何でも食べるが、特に植物質を好む。毒えさ（殺そ剤）が御飯がわりになるような免疫性を持った「ネズミ」もいる。
壁や電柱を軽くよじ登って家の中へ入ったりする。

ハツカネズミ

体長：5センチメートル程度
体重：10から20グラム

畑地やその周辺に棲み、人口密集地には少ない。
秋から冬にかけて農家や納屋に侵入し、縁の下や外壁と内壁の間などに営巣。
都会でも人家やビルにも生息しているが、港湾周辺の倉庫に棲むことが多い。
毛色は灰褐色、小型のため他種の幼獣と間違われるが、幼獣と比較すると体の均整がとれている。
植物質のものを好んで食べる。

3種類のねずみの大きさの比較

（写真は、ねずみ駆除協議会提供）

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