熱中症の予防について

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ページ番号1035292  更新日 令和6年5月1日

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熱中症について知りましょう

暑さ指数・熱中症警戒アラートを活用して熱中症を予防しましょう

【暑さ指数(WBGT)】

暑さ指数とは(1)気温、(2)湿度、(3)輻射(放射)の3つの要素を組み合わせた熱中症のなりやすさを示す指標です。

暑さ指数チェック表
暑さ指数(WBGT)チェック表

気候変動法が令和5年5月に改正され、熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)が法的に位置づけられ、更により深刻な健康被害が発生し得る場合に備え、一段上の熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が創設されました。

熱中症警戒アラート

【発表目的】 危険な暑さへの気付きを促し、熱中症への警戒を呼びかけるため                                                                     【発表基準】 その地域の暑さ指数が33以上と予測された場合に発表                                                               【タイミング】前日17時頃および当日5時頃

熱中症特別警戒アラート

【発表目的】 最大限の熱中症予防行動の実践を促すため                                                                                                    【発表基準】 その地域の暑さ指数が35以上と予測された場合に発表                                                                【タイミング】前日14時頃

暑さ指数及び熱中症警戒アラート等の最新情報は、環境省熱中症予防情報サイトや、同サイトのメール配信サービスなどで確認できますので、活用して熱中症を予防しましょう。

熱中症を予防する行動のポイント

行動のポイント

◎暑さを避ける
【屋外での注意点】
 ●暑い時間帯の外出は避け、早朝や夕方に外出しましょう。
 ●帽子や日傘を利用し、日陰などを歩き直射日光を避けましょう。

【室内での注意点】
 ●エアコンや扇風機を上手に活用しましょう。
 我慢せずに冷房を入れ、扇風機も併用しましょう。
 換気が必要な場合には、室温が上がり過ぎないように、エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
 ●すだれやブラインド、緑のカーテンなどで日陰を作るのも効果的です。

【服装の工夫】
 ●衣服内の風通しを良くするために、ゆったりとした通気性・吸湿性がある白系統の服を着用しましょう。

水分補給
 ●のどが渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう。
  一般的に、食事以外に1日あたり1.2Lの水分摂取が目安となります。 ビールやお酒などのアルコールは利尿作用があり、水分補給にはなりません。治療上の制限のある方は、主治医にご確認ください。

◎体調を整える
 ●十分な睡眠をとり、規則正しい生活を心掛けましょう。
 ●バランスの良い食事を、3食しっかり食べましょう。
 ●日頃から自分の体調の変化に気をつけましょう。
 体温測定や健康チェックは、熱中症を予防する上でも有効です。体調が悪い時は無理せず静養しましょう。

暑さに備えた体づくり
 ●これから本格的な夏を迎える前に、ウオーキングなどの運動習慣を身に付けて汗をかき、暑さに体を慣らしましょう。暑さに慣れることで夏の暑さに耐えれるようになります。

 

運動時・作業時の予防のポイント

運動や作業中は、気温が比較的低くても、熱中症の危険性が高くなります。
※ 個々の条件や体調を考慮して、具合が悪い場合は、早めに運動や作業を中止しましょう。

 

乳幼児の予防のポイント

乳幼児は体温調節機能の発達が不十分です。
晴れた日は地面に近いほど気温が高いので、乳幼児は大人に比べて暑い環境にいます。
【子どもの観察と対応】
 顔が赤く、汗をたくさんかいているときは体温が高くなっています。涼しい場所で休み、水分を補給しましょう。機嫌が悪いときは、室温や体温に注意して無理せずに過ごしましょう。

【外出時の注意】
・ベビーカーは地面に近いので温度が高くなります。
・自動車内は高温になるので、短時間でも乳幼児や子どもを車内に置いたままにしないようにしましょう。
 

高齢者の予防のポイント

熱中症患者のおよそ半数は高齢者です。高齢者は、のどの渇きを感じにくかったり、暑さに対する感覚機能や体の調節機能が低下しているため、熱中症を発症するリスクが高まります。

【水分を取る工夫】
 のどが渇いていなくても、こまめに水分をとる必要があります。
 むせやすい方は、とろみをつけたり、ゼリーや果物などで水分をとりましょう。

【室内熱中症の対策】
 上記行動のポイント【室内での注意点】を参考にしましょう。

予防のために、知っておくべき熱中症のこと

熱中症とは

高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなることで、さまざまな症状が現れる病態をいいます。
熱中症は、予防法を知り適切に対策をとれば防ぐことができます。一人ひとりが正しい知識を持ち、熱中症を予防しましょう。

熱中症を起こしやすいのは

こんな時
〇気温や湿度が高い 〇急に暑くなった 〇風が弱い 〇日差しや照り返しが強い

このような人
〇乳幼児・高齢者 〇持病のある人 〇寝不足、体調の悪い人 〇肥満の人 〇暑さに慣れていない人

熱中症の症状と対応

熱中症対応フロー図

救急対応の判断に迷ったら

救急車を呼ぶ状態かの判断に迷った場合、または応急手当の相談窓口は下記の「東京消防庁救急相談センター」をご利用ください。

「東京消防庁救急相談センター」 #7119  (24時間対応、年中無休)

熱中症についての相談、問い合わせ

青戸保健センター 03-3602-1284
新小岩保健センター 03-3696-3781
金町保健センター 03-3607-4141
水元保健センター 03-3627-1911

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このページに関するお問い合わせ

青戸保健センター保健サービス係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1284 ファクス:03-3602-1298
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。